貯蓄は運用して増やすことも視野に

2000万円の貯蓄は、私ならそのまま保有するよりも運用をしようと考えます。すべてではなく、教育資金3人分で1200万円、生活防衛資金として月収の7.5ヵ月分となる330万円ほどを残した、約500万円を運用したいと思います。教育費は一人400万円ほどの計算になりますが、全員が均一にかかるわけではないですし、いざとなれば運用しているものを売ればいいという大ざっぱな考えで出した金額です。

運用する商品ですが、初心者の方は通常の証券口座で、インデックス型の「投資信託」を購入してみましょう。そして、まずは自分は運用のリスクをどの程度許容できるのか、少しでも金額が下がるのが嫌なのか、多少金額が動いても気にならず、気長に経過を見ていられるのかを確かめてみましょう。もし、「投資は気になって仕方がなく、やっていられない」と言うのなら運用することは考えないほうがよいでしょう。「あまり気にせず付き合える」と言うのなら、積み立て型の投資をしてみるとよいでしょう。

老後資金を見据えて運用したいのなら、iDeCoもおすすめです。税制優遇が効いていますので、所得税、住民税が安くなります。60歳まで引き出せないのがデメリットですが、老後資金作りには最適です。

お得な制度を活用して賢く貯める

また、ふるさと納税の活用もよいと思います。今年は過剰な金額の返礼品が問題になり、「返礼率が下がる」と言われましたが、やはり品物で返ってくるふるさと納税は、食費などの削減につながり、満足度も高いため、家計にもよい効果をあらわします。ふるさと納税は翌年の住民税を先払いして返礼品をもらう仕組みで、返礼品をもらうために支払った金額のうち2000円を自己負担して、そのほかの金額は翌年の住民税に充当されます。返礼品は2000円以上の価値があるものがほとんどだと思いますので、返礼品の数が増えたり、価値の高いものをもらうと、すぐに得してしまいます。

ただし、収入により、ふるさと納税ができる金額に上限があります。上限を超えた金額はすべて自己負担です。また、本来なら自分が住んでいる自治体へ支払う税金を地方に回すということになるので、躍起になって上限いっぱいまでやらなくてもよいものだとも思います。楽しみながら得をするという意味では、とてもよい制度です。

このように、少々細かいことかもしれませんが、より無駄を省き、お得になる制度を活用できれば、お金をもっと貯めていくことができます。運用を学べば、将来的には増やすことも可能でしょう。よりよい状況を作るものは、意欲と行動力です。がんばってほしいと思います。

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