はじめに

スマホで視聴するメディア利用が特に増加

自宅にいる時間が増えることで、SNSやネット、テレビなどのメディアの視聴も増えたのではないでしょうか。

メディア視聴行動で増えたものを見ると、圧倒的に多いのは「YouTubeなどのネット動画を見る」(73.6%)で、次いで、「SNSを見たり投稿する」(55.5%)、「テレビを見る」(51.0%)、「漫画を読む(電子書籍含む)」(32.9%)、「動画配信サービスで映画やドラマを見る」(32.6%)と続きます(図表2)。

図表2 15~19歳のメディア視聴行動で増えたもの

上位2つは主にスマートフォンによる視聴と見られますが、これは、今の15~19歳がスマートフォン世代のデジタルネイティブであることが影響しているのでしょう。総務省「2019年通信利用動向調査」によれば、15~19歳のスマートフォン保有率は89.1%で、親世代の40~50歳代(40歳代88.0%、50歳代85.6%)をやや上回ります。

一方、メディア視聴行動で減ったものを見ると、「特に減ったものはない」(69.0%)が圧倒的に多く、「テレビを見る」(10.2%)を除けば、いずれも5%未満となっています。

なお、スマートフォン保有率が比較的高い大学生では、ネット動画やSNS、動画配信サービスの利用が全体よりも増えています。

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