はじめに

年収500万円・都会で一人暮らしだと、老後にいくら貯めるべき?

仮に、現在40歳、年収500万円で貯蓄500万円ある女性が都会で一人暮らしを続けるのに必要な老後資金を計算してみましょう。

【老後の必要資金を計算するための2ステップ】
(1)(もらえる年金)-(老後の1ヶ月生活費)=(毎月の不足額)
(2)(1)×25年(90歳※-65歳)=(老後の必要資金)
※平均寿命が87.45歳なので90歳と仮定

(1)の(もらえる年金)は、ねんきん定期便に記載された方法でシミュレーションして計算できます。40歳大卒年収500万円だとざっくり14.9万円です。

年金の見込み額14万9000円は給料同様「額面」なので、そこから国民健康保険や税金を払う必要があります。手取り額は12万円ほどになる可能性があるのです。

(老後の1ヵ月生活費)は、「家賃を除く現在の生活費の7割」に家賃を足した金額で計算しましょう。上で紹介した家計調査報告と家賃の金額から計算すると、

・家賃を除く現在の生活費:14万7,093円
・家賃を除く現在の生活費の7割:14万7,093円×0.7=10万2,965円
・家賃(1LDK)=10万9,143円

以上より、老後の1ヶ月生活費は10万2,965円+10万9,143円=21万2,108円となります。

(手取り年金額12万円)-(老後の生活費約21万2,000円)=(毎月の不足額9万2,000円)

9.2万円×12ヶ月×25年間=2760万円が老後の必要資金となります。

仮に現在の貯蓄が500万円あり、退職金がない場合は、自助努力であと約2260万円を40歳から65歳までの25年間で準備する必要があります。

25年間で2,260万円ということは、運用することなく貯めるとすればボーナス時の貯金はしないとして、毎月約7.6万円の貯蓄が必要という計算です。