はじめに

老後資金準備のために確認すること

最後に老後資金準備です。
ポイントは3つです。

1.どんなリタイア後の生活を送りたいか
2.公的年金がどれだけ受け取れるかの把握
3.何歳まで働けるか、その時の収入

公的年金不安が叫ばれていますが、まずは現状の制度でどれくらい受け取れるかを把握しましょう。把握する方法としては、日本年金機構が提供する「ねんきんネット」を活用しましょう。ご自身の将来の年金見込額等を確認することが出来ます。日本年金機構
ご相談者の将来受け取れるであろう企業年金についても金額や期間も確認が必要です。

そして、ご自身が何歳まで働けるのか、特に教育費の準備とも並行して考える必要があります。現在のお仕事、もしくは転職した場合でも、最低限確保しなければいけない金額を把握し、それに基づいた就労計画を立てることが必要です。

家計の整理が十分でない部分も

お子さまが産まれて間もないこともあるかもしれませんが、今回のご相談は、お小遣いが不明だったりと、まだまだ家計を整理出来ていないように思われます。お仕事が激務であったり、コロナでの影響で収入が減ることも起こり得るかもしれませんが、まずは世帯としての経済的な目標を整理し、その為にどう準備していく必要があるのかを順序だてて考えていきましょう。

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