はじめに

リスケには3つのメリットがある

リスケのメリットは、(1)無理なく返済できる(2)自宅に住み続けられる(3)原則として無料、という3点です。

住宅ローンのリスケは、現状の収入でも無理なく返済できる金額にすることです。コロナで収入が減ったり、失業したりした人への救済策になるでしょう。しかし、無理なくという点に注意が必要です。無理のない返済額を決めるのに苦痛を伴う場合もあります。

自宅に住み続けられ、金利は変わらない

リスケしても返済が続けられるなら、そのまま自宅に住み続けられます。『ローン返済ができない人に朗報!』などが見出しの記事で宣伝する任意売却や、リースバックという自宅を専門業者に売却してローンを完済し、家賃を払って自宅に住む仕組みとは異なります。

また、原則としてリスケするときにお金はかかりません。金利もそのままです。事務費用として「条件変更手数料」など必要な場合もありますが、それも5,000円程度です。この手数料も、交渉すれば免除してもらえる場合があります。

ローンや融資では、返済期間が長くなるほど金利も高くなります。たとえば事業資金融資なら、1ヵ月などの短期借入よりも、数年で返す長期借入のほうが、金利は高くなっています。

しかし住宅ローンのリスケでは、金利を上げてはいけないことになっています。参考に引用した政府パンフレットにはハッキリ書いていませんが、国から金利引上げは禁じられています。このように、リスケは特別扱いの対応なのです。