はじめに

■自分が拠出できる、限度額はいくらか?


※厚生労働省 確定拠出年金の拠出限度額 より抜粋

企業型・個人型ともに、確定拠出年金に拠出できる金額の上限は、人によって違います。会社の制度によって、iDeCoの加入を認めていない場合があります。また、企業型DCに自己負担で追加拠出が出来る「マッチング拠出」という制度を設けている企業もありますので、詳しくはお勤め先の規約を確認してください。

また、確定拠出年金に関する法律がいくつか改正されていますので、参照します。

2020年10月~ iDeCo + (イデコプラス)の要件緩和
iDeCo+(イデコプラス)というのは、iDeCoに加入している従業員の掛け金を、事業主が上乗せして口座へ拠出する制度です。上乗せ分も非課税で行われるため、効果的と言えます。

この制度が使える要件は、「企業年金(企業型確定拠出年金、確定給付企業年金、厚生年金基金)を実施していない中小企業」で、「従業員数が100人以下の会社」とされていましたが、2020年10月より、「300人以下」に拡大されました。

2022年5月~ 企業型、および個人型(iDeCo)の加入年齢が拡大
企業型確定拠出年金  厚生年金被保険者であれば、最長で70歳未満まで加入可能。(現行では65歳未満) 個人型確定拠出年金  現行では60歳未満とする年齢要件が、65歳未満までに拡大。
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