はじめに
物件購入とリフォーム
昨年、北九州市の黒崎に300万円台で築30年のファミリータイプのマンションを購入しました。小さい頃、北九州の若松区に住んでいまして家族で黒崎のデパートに行っていたのを記憶の片隅に覚えています。近年、黒崎はデパートが閉店したり活気がないものの、商店街はまだ健在で小倉に次ぐ北九州市第二の街でしょう。
北九州の物件を選択したのは物件価格と家賃相場のバランスが取れているからです。北九州市の地形は洞海湾沿いに北九州工業地帯として一流企業の工場が立ち並び、裏側とモノレール沿いに平地、その奥が山になっていて居住できる土地は思いのほか少なくないです。安価に一戸建てが欲しい人は周辺の中間市などを選択しなければなりません。ファミリータイプの賃貸マンションは工場勤務の方にある程度の需要があるのではないかと思い購入することにしました。
金額も高くないのでまず1部屋と思い、1部屋買ったら同じフロアに売り物が出ていて「安くしてくれたら買う」と言ったら本当に指値が通ってしまい購入することになりました。今回はその指値が通った物件のリフォームの話をしようと思います。
物件が福岡県と遠方ですし、価格も安いのでノールックで購入していますが、実際に部屋を見てびっくりしました。売主は部屋の中を車いすで移動されていたようで部屋の中が車いす対応になっていました。段差が埋めてあったり、壁にコーティング(傷つかないのは良いのですが剥がすのが大変)していました。一番驚いたのは足が入るようにキッチン下の棚のドアを処分していたことで、キッチンの取り換えを覚悟しました。前に購入した別の部屋と差別化を図るため、将来の転売を考えてお金をかけてリフォームすることにしました。
中にあった窓なしのダイニングキッチンを窓がある隣の部屋とブチ抜き、和室を洋室に変えました。床やクローゼットなどの色は暗いウッド系から白系に変更、もちろんキッチンも新調しました。この部屋は数年賃貸で回して転売するつもりなのでリフォーム代金は200万円弱となりました。自宅のリフォームも大規模なものを複数回やったことがあるので住む人のニーズに合ったリフォームができたと思います。