はじめに

運用でどれくらいの期待リターンを目指す必要が?

以下のキャッシュフロー表は、現状の生活費を継続し、年平均4%で資産運用した場合のシミュレーションです。

仮に、手元の貯蓄及びこれから貯めていく金額の半分を運用していく場合、年平均で4%で運用出来れば大体85歳まで生活出来る計算となります。

すなわち、ご相談者の目標とされる85歳までの生活を考えると、今後運用していくにあたっては、年間4~5%程度の期待リターンを目標にポートフォリオを組んでいくと良いでしょう。

貯金できる期間の過ごし方がその後のライフスタイルを左右する

今回は現状の家賃や生活費を前提にシミュレーションを作成してみました。

実際には、リタイア後の生活費を考える際に、家賃の安いエリアへの引っ越しにより家賃を下げることも可能かもしれません。一方で医療費など今までより負担が増える可能性もあります。

何のために生きているか、これは多くの方が悩むことであり、正解がある訳でもありません。今の考えと10年後の考えが同じとも限りません。今出来ること、考えられることから最大限の準備をしながら、その時々に最適な選択をしていきましょう。

貯蓄出来る期間が約15年あります。この15年をどう過ごすかで、その後のライフスタイルや選択肢が決まってきます。老後準備の個別のご相談も増えてきています。将来への不安は、見えないことに対する不安であることがほとんどです。

ご相談者も、ぜひ現段階でのリタイア後の生活をイメージし、どれくらい生活費が掛かるか想定した上で具体的なシミュレーションを行なってみてください。

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