はじめに
食費を記録して使い過ぎの原因を探る
直近の家計簿では食費が月額7万5,000円。5万円を目標にがんばって節約しても6万円を切ることができないのが現状です。
お子さんが1歳ということですから、お子さんにはまだほとんど食費がかからないはず。これが幼稚園になってお弁当を持って行ったり、小学生以上になって外食先で1人前を食べるようになったりすると、だんだんお子さんの食費が増えていきます。ただし、いまはまだ大人の食事のとりわけ程度と思われ、それ以前の段階です。
では、いま食費がなかなか減らせない原因はどこにあるのでしょうか。いくつか要因を考えていきたいと思います。
外食に行く頻度や食費の内容を見直して
いまの食費には、ご夫婦それぞれのランチ代などは含まれていますか?ランチ代が含まれていれば、その分、お小遣いが減らせているということでやむを得ない部分もあるでしょう。
外食に行く頻度はどうでしょうか。外食の回数が多いという場合には、その回数を少し減らすだけで食費の見直しができます。一方で、作る時間がなくてやむを得ず外食をしている、同様に、テイクアウトやお惣菜で済ませているという場合には、時間が問題になるのである程度はやむを得ないかもしれません。
これらが思い当たらない場合には、より深く食費の中身を見ていきましょう。かかった食費のレシートをすべて保管して1週間ごとに振り返ります。日々の食料品の中身は、野菜や肉魚などの素材が多いでしょうか、それとも半調理品や冷凍食品などが多いでしょうか。加工品が多いほど総額は増えやすくなります。また、食材以外に、酒やお菓子などのし好品が多いのも食費が増えやすい原因です。