はじめに

どのくらいの資金からスタートすればいい?

投資は「無理のない範囲で」が合言葉です。自身の余裕資金で投資を行うことが大切ですので、実家暮らしの方や一人暮らしの方で、毎月の固定費も変わってきますので、投資できる金額にも差が出ます。参考までに、年収の10%を投資に回すと良いというデータがあります。

「長期投資」「分散投資」「積み立て投資」という投資の大原則をお伝えしましたが、より具体的な投資の方法を4つご紹介します。

毎月一定額を投資に回す「積み立て投資」

少額で長期間という視点で投資をすることが大切になります。特に積み立て投資は株の非課税制度と相性が良いので、長期的な資産形成をサポートしてくれる「つみたてNISA」や「iDeCo」といった税制優遇制度の利用をおすすめします。

企業の株価を買う「一般的な株式投資」

企業の株を買う場合、日本では100株単位での購入が基本となっています。例えば、株価1000円の株を購入する場合、1,000円×100株=10万円となります。株は1株あたり数百円から数千円のものが多いのですが、購入する銘柄の選択肢を広げるためにも、始める際は10万円前後を手元資金として用意しておきたいところです。

1株単位から購入できる「ミニ株」

一般的な株式投資のような、いきなり10万円も手元資金がないという方は、1株単位から購入できる「ミニ株(単元未満株)」もあります。なかには100円前後で購入できる銘柄もあるので、手元資金が少ない方にはオススメですが、ミニ株は株主優待をもらえない可能性もあり、取り扱いのある証券会社も限られるので、事前にしっかりと確認してください。

お買い物のポイントで「ポイント投資」

手元資金や給与から投資をはじめることにハードルの高さを感じる方は「ポイント投資」という手法もあります。クレジットカードでのお買い物で貯まったポイントや、ネットショッピングで貯まったポイントをそのまま投資に使えるサービスです。資金を支出せずに投資体験ができるので、初心者のに方もハードルは低いのではないでしょうか?


投資は自分の意志で、自分の未来を切り開いていく1つのツールです。例えば、自分の人生を豊かにする便利な「スマホ」があるにもかかわらず、好き嫌いで使用しなければ、様々なチャンスや機会を失い、時代に取り残され、情報格差、所得格差に繋がっていきます。

投資は「スマホ」と同じように、使いこなすことであなたの人生を豊かにしてくれるので、ぜひ一緒に使いこなすスキルを身につけていきましょう。

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