はじめに
目利き以外に養うことは?
目利きの他に身につけておく力としては、「いくら儲かるかを判断する事業計画」です。
不動産投資をしたい理由として、一番多いのはシンプルに「儲けたい、お金持ちになりたい」ということだと思います。そのためには「不動産投資で物件を買ったら、どれくらい儲けられるのか?」、これを買う前に予想する能力が大切です。
儲かるかどうかは、非常にシンプルです。
- いくらで買うか?
- いくらかけて修繕するか?
- いくらで貸すか?
- いくら運営費がかかるか?
- いくらで売却できるか?
これが予想できれば、いくらトータルで儲けられるかわかります。初めは難しいかもしれませんが、他の事業に比べて非常にシンプルで計算しやすいです。
例えば、カフェやラーメン店をやろうとしたときと比較すると、「いくらで売るか?」「1日どれくらい売れるか?」「人件費や仕入れの価格は?」など、他社の価格はブラックボックスで予想しにくく、利益が出せるのかもわからないと思います。
一方、不動産はいくらで買うか、いくらで売却できるかは相場感を養えばできますし、いくらで修繕するかは専門業者の方に聞けばわかります。家賃は周辺の物件を見たり仲介店の方に聞けば想像できますし、運営費もほぼ固定費なので予想がつきやすいです。
焦らずしっかり学ぼう
他にも銀行融資、税金対策、リフォーム費用を抑える、空室対策など多岐に広く浅くしらないといけないのですが、一気に全部を学ぶのは不可能なので、今回解説してきた下記2つを意識してやりつつ、その他のことを広く平行に学んでいくのがおすすめです!
- 目利きを鍛える
- 儲かるかどうか計算できるようになる
「不動産投資を勉強して買えなかったら勉強が無駄になる」と考える方もいますが、それは大きな間違いです。
自分で事業計画を立てて、儲かるかどうか調べることは会社員としても役に立ちます。私自身、16年間会社勤めをしていましたが、会社員としての経験が不動産投資に活かせましたし、不動産投資の経験が会社員の本業にも役立ちました。
新しい世界を見てみることで、自分の幅が広がり、自分自身のスキルアップやキャリアアップにつながります。ぜひ不動産投資に興味がある方は勉強してみましょう。