老後
セカンドライフや老後の年金、相続など、将来の生活に役立つ情報を紹介。
相続放棄をするのはどんな時?30代で祖父の遺産を相続
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する伊藤英佑氏がお答えします。祖父が亡くなり、相続についてのご相談です。資産価値500万円程度の家とその宅地が残されました。祖母はすでに死去、子どもは、長男と長女の2人です。長男が私の父で既に死去。長女は私の伯母で健在です。私の母は健在で、私は、姉、弟の三人兄弟です。伯母や私の姉弟と話し合い、私が墓の管理とセットで祖父の資産すべてを相続することに口頭で決めました。私以外は相続放棄してもよいと言っています。揉めるような仲でもなく、相続放棄は必要ない分、分割協議書でよいと考えていますが、何か懸念はありますか。また、もし姉弟が相続放棄した場合、私や私の妻子が海外勤務などで万が一事故などで死去した際、母が死去した後は誰も相続者がいないことになるのでしょうか。田舎で本家のため、家が絶えるのを気にしています。〈相談者プロフィール〉・男性、30代後半、既婚
50歳男性「老後資金はいくら準備しておけば安心できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。子供たちの教育費には目途がつき、自分たちの老後資金をしっかり準備しなくてはいけない歳になりました。会社の確定拠出年金には加入しているのですが、今後どのくらいお金を準備しておかなければいけないのかわからず、不安です。また、保険も加入してから見直しをしていないので、家計に合った負担になっているのかわかりません。アドバイスをいただけますか。〈相談者プロフィール〉・男性、50歳、既婚(妻:48歳、パート)、子供3人(23歳、21歳、16歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:58万円(夫:48万円、妻:10万円)・手取り年間ボーナス(夫):100万円・預貯金:700万円・有価証券(投資信託など):1000万円・確定拠出年金(DC):400万円・学資保険:180万円×2人・退職金予定(夫):2000万円【支出の内訳(61.5万円)】・住居費:12.8万円(持ち家、ローン残期間10年
47歳独身女性、手取り月18万「老後資金を貯めるには?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。老後が不安です。現在、会社の寮に住んでいます。従業員食堂で食事ができるので、手取りは少ないですが、支出もそう多くはありません。そのため、毎月以下の通り積み立てています。定年は60歳です。再雇用制度はあるものの、働けるかどうかはわかりません。退職金はあっても100万円くらいだと思います。このまま同じ会社で働くことができれば、貯蓄もある程度できますが、今後どうなるかわからないため、どのように老後資金を貯めていけばよいのか教えていただきたいです。<毎月の積立>・iDeCo:2.3万円、・積立NISA:2.7万円・定期預金:2万円・終身保険:2.3万円(老後資金用、650万円くらいになる予定)〈相談者プロフィール〉・女性、47歳、未婚・職業:会社員・居住形態:会社の寮・手取りの世帯月収:18万円・毎月の支出目安:8~9万円・貯金:1000万円・負債(住宅ローンなど):なし
人生100年時代、50代の過ごし方がその後の健康を決める?
健康面の「クライシス」を迎えなかったミドルの生活習慣
40~50代にかけてのライフステージは、「中年期の危機」、別名「ミッドライフ・クライシス」とも呼ばれ、さまざまな不安や心理的葛藤を感じやすい時期といわれます。職場では仕事上の責任が増す一方、私生活では教育費や住宅の購入といった大きな支出が続き、老後の資産形成を行いながら親の健康・介護問題に向き合う人も出始める時期です。また、自身の体型・体調の変化や健康診断の結果も気になり始めるのもこの時期。家計や健康の面でも「クライシス」に陥りやすいライフステージといえるかもしれません。今回は「50代以降を健康に過ごした男女が続けていた生活習慣」に関するデータを紹介し、50代以降の人生後半期を充実して迎えるためのプロアクティブな(前向きな)備えについて考えてみたいと思います。
50歳男性、希望利回りから考える老後資金のつくり方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。子どもたちの受験費用と学費を捻出するために凍結していた投資を再開したいと思っています。65歳までは働くつもりです。退職までの15年間で、年250万円程度の投資を行い、年金・退職金とは別に定年時までに6,000~8,000万円程度の老後資金をつくりたいと思っています。そこで、現在の日本株中心の投資に不安を感じています。長期投資前提で、年250万円の投資方法、投資先をご指南ください。また、投資している2,700万円分を東京オリンピックの前に、一度換金して再投資したいと思っています。時期は自ら判断しますが、投資方法、投資先をご指南ください。日本株中心の資産ということが不安なのです。〈相談者プロフィール〉・男性、50歳、既婚、子ども3人(大学1年、高校1年、中学1年)・職業:会社員(管理職)・手取り年収:1,000万円程度・年間の支出目安:754万円(学費250万円含む)<総資産2,900万円>・現金:200万円・個別日本株:700万円
プレ定年夫婦が税金を払わずに資産形成できる方法
夫婦2人で1,600万円の非課税の隠し口座を活用しよう
いま50代夫婦が最も気になることは、老後のお金ではないでしょうか?正面から取り組むのは怖いので目を背けたくなるところではありますが、50代は人生100年時代の折り返し地点、お金や夫婦関係・人生を見直すラストチャンスと言えます。
あわや熟年離婚?“赤字相続”で豹変した夫婦の生き方
不動産相続の怖い話・第3回
相続した不動産が売ることも貸すこともできず、ただ維持費を払い続けるしかない状態に――。そんな不動産の“赤字相続”を取り上げてきた、この連載。3回目の今回は、相続した家の処分をめぐり、夫婦間で揉めてしまったお話です。相続で“揉め事”というと兄弟間や親子間がイメージされますが、実は夫婦間で揉めることも少なくないとか。そこには相続だけにとどまらない、現代日本における“生活の難しさ”がありました。
【第5回】定期預金、保険、投資信託…iDeCoの中身の選び方
どんな商品で運用するか、初心者向けに解説
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)の口座開設が完了したら、いよいよ運用スタートです。その際、特に資産運用の初心者の方は、「商品選び」で悩むケースが多いようです。どんな商品を選んで運用するか、その選択しだいで将来受け取れる資産は大きく変わるのです。そこで今回は、iDeCoにどんな商品があるのか、具体的にどんな商品を選んで運用すればよいのか、初心者の方向けに解説していきたいと思います。
48歳独身「資産を切り崩して、50歳で早期リタイアしたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。早期リタイアに向けた資産運用についてご相談します。以下の条件で試算すると、50歳で早期リタイアしても92歳まで資産を切り崩すかたちで生活できそうです。もう少し積極的な運用が必要かと思いますが、リスクをどこまで取れるかも含めて方針を決めきれないでいます。50歳以降はやりたいことがあるので、早期リタイアを延期または中止することは考えていません。現在の資産運用を見直すべきか、見直すとしたらどういった運用が妥当か、アドバイスをいただけないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、48歳、独身(結婚予定なし)・職業:会社員・手取り年収:900万円(賞与含む)・住居:月額9万円(賃貸・購入予定なし)〈現在の資産状況〉・預貯金:5,685万円 ※ペイオフ対策で分散、なるべく金利の高い円定期預金を利用・投資信託:15万円(月額5万円積立、3ヵ月目)・負債:なし・退職金:4,200万円(50歳退職時・早期退職金など含む)・確定拠出年金:150万円
老後資金と教育費が重なる、晩産夫婦のマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫があと数年で定年です。子どもはまだ小さいのですが、できれば同じタイミングで退職したいと考えています。老後資金はどのくらい必要になりますか。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、既婚(夫:53歳・会社員)、子ども1人(4歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:150万円 (夫:年収1,300万円)・毎月の支出目安:15万円
自分の年金大丈夫?知っておきたい公的年金とiDeCoの仕組み
メリットデメリットを知ることから始めよう
年金不安が叫ばれる昨今、公的年金だけでは足りないと確定拠出年金(企業型や個人型iDeCoなど)を選択しようと考える人も増えています。また、年金制度は複雑でわからないという人も多いのも現状です。まずは公的年金の基本的な仕組みを知ることから始めましょう。
外資系勤務、収入と貯蓄が平均より多くても老後資金が心配
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。外資系の会社に勤めています。世代で比較すると収入も貯蓄も十分にあると思うのですが、最近、子どもの大学費用や自分達の老後を考えると、もっと貯金をしなければならないのではと不安です。節約を検討したいのですが、現在の収入を維持するためには、一定の自己投資と趣味費はかかせません。どのくらいの貯蓄額を目標にがんばればよいでしょうか。アドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、45歳、既婚(妻:43歳・専業主婦)、子ども2人(20歳・16歳)・職業:会社員・手取り月収:60万円・年間ボーナス:250万円×2回・預貯金:2,000万円・有価証券:300万円・確定拠出年金:600万円【家計の内訳】・住宅費:15万円(住宅ローン:残期間20年、全期間固定金利)・水道光熱費:2万円・生命保険:4.5万円(貯蓄型の死亡保険、がん保険、個人年金2万円)・生活費:20万円(妻が管理
32歳男性「なるべく早くリタイアするためにはいくら必要?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。なるべく早くリタイアをするためにお金を貯めていますが、どれくらい貯めればいいのかよくわかっていません。たとえば、仕事を辞めた後、運用資産が6,000万円あれば、5%で運用して、年間300万円の利益を出すことができ、結婚するつもりはないので十分生きていけると思います。このような試算で6,000万円近く貯めれば、仕事を辞めても暮らしていけるのでしょうか。現在は、毎月約25万円をインデックスファンド、ETFに回しています。〈相談者プロフィール〉・男性、32歳、未婚・職業:会社員・居住形態:親の家で同居(両親と弟)・手取りの世帯月収:50万円・毎月の支出目安:25万円・総資産:800万円
50代でアーリーリタイアをするにはいくら準備すればいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。10年後、夫54歳、妻50歳くらいで会社勤めを離れたいと考えています。その後は、世帯月収10万円くらいの仕事をしながら、のんびり好きなことをして暮らしたいです。そのため、現在の資産で実現できるのか、または足りない場合はいくら不足するのかを知りたいです。資産の内訳は以下の通りです。現在は、住宅ローンがないので月15万円程は貯金できています。よろしくお願いいたします。【資産の内訳】・金融資産:1,200万円 ・自宅不動産:2,900万円(住宅ローンは完済)・IDeCo:月4.6万円(夫婦各2.3万円)・つみたてNISA:月6万円※iDeCoとつみたてNISAは今年の6月から始めました。〈相談者プロフィール〉・男性、44歳、既婚(妻:会社員)、子ども2人(高3・小6)・職業:アルバイト・居住形態:持ち家(マンション)・居住地:東京都・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:25万円・総資産額:4,140万円
子ども2人は私大希望…シングルマザーが抱えるお金の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。シングルマザーですが、実家住まいのため、貯蓄はある程度できています。しかし、子ども2人が私立大学への進学を希望しているため、教育資金と自分の老後資金が足りるのか不安です。貯蓄のほとんどは定期預金や保険だけで、資産運用をやったことはありません。子どもの大学費用を捻出した上で、自分の老後資金を作っていくことは可能でしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、シングルマザー、子ども2人(18歳・16歳)・職業:会社員・手取り月収:35万円・年間ボーナス:50万円×2回・預貯金:1,800万円【家計の内訳(22.5万円)】・住宅費:なし(実家住まいのため)・水道光熱費:2万円・生命保険:3万円・食費:7万円(外食含む)・通信費:0.8万円・教育費:2万円(一時的な費用は貯蓄から)・日用品:0.7万円・趣味・娯楽費:1万円・衣服・美容費:3万円・その他不明金:3万円※ボーナ
趣味の旅行に年70万、年金暮らしになっても続けたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。子どもが2人とも独立し、これから老後資金をしっかり貯めていきたいと考えています。しかし、家計は毎月赤字でボーナスから貯蓄をしている状況です。趣味の旅行を老後も続けていきたいのですが、今の貯蓄で足りるとは思えません。老後への備えとして、今年からつみたてNISAを始めたのですが、他にアドバイスをいただけますか。〈相談者プロフィール〉・男性、55歳、既婚(妻:54歳・専業主婦)、子ども2人(25歳・23歳)・職業:会社員・手取り月収:38万円・年間ボーナス:100万円×2回・預貯金:1,500万円・退職金(予定):2,000万円【家計の内訳(45.5万円)】・住宅費(賃貸):15万円 ・水道光熱費:1.5万円・生命保険:2万円(医療保障と死亡保障500万円)・食費:7万円(外食含む)・通信費:2万円(携帯×2、自宅回線)・教育費:2万円(一時的にかかる費用は貯蓄から)・日用
【第4回】押さえておきたい、具体的なiDeCo加入手続きの流れ
口座開設までの流れがざっくりわかる
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)を始める金融機関(運営管理機関)が決まったら、早速加入の手続きをしましょう。ただ、初めての方にとっては、手続きを行う上で「どうしたらよいのだろう……」と悩んでしまうことが出てくるかもしれません。そこで、iDeCoの加入手続きをスムーズに進めるために、ぜひ押さえておきたい口座開設までの流れや大切なポイントについてご紹介したいと思います。
あなたには、入るお墓がありますか?
お墓が石でなくなる時代
「実家の墓参りには行くけど、自分もいつかあそこに入るのかな?」とぼんやり思っている人にも無関係ではない、今回は少子高齢多死社会の「お墓」のお話です。