はじめに

より積極的に利益アップを狙いたい人は?

リスクをとってもいいから積極的に増やしたい場合は、株式投資や新しいアセットと言われる「ソーシャルレンディング」に挑戦してみるのはいかがでしょうか。とはいえ、つみたてNISAやiDeCoはさまざまな税金の優遇制度を生かして貯められる有利な制度なので、そのまま利用するのがオススメです。

【月3万円資産運用パターン例】
・投資信託(つみたてNISA):1万円
楽天・全世界株式インデックス・ファンド

・投資信託(iDeCo):1万円
eMAXIS slimバランス(8資産均等型)

・株式投資:1万円
(興味のある銘柄)の購入原資にするか、積立で購入

または

・ソーシャルレンディング:1万円
オススメサービス提供会社「クラウドクレジット(Crowdcredit)」「ファンズ(funds)」「SBIソーシャルレンディング」

今や株式投資は、少額からできる時代です。「スマホ証券」と呼ばれる、SBIネオモバイル証券やLINE証券を活用すれば、1株から株を購入できます。また、SMBC日興証券が運営する「フロッギー」は"メディア"と"取引ツール"が一体化した投資サービス。記事を読んで気になった株を500円と少額から購入できます。

また、筆者も利用している「One Tap BUY」という証券会社では、スマホで日本やアメリカの著名な企業の株式を1000円から購入することが可能。積み立てにも対応しています。

ソーシャルレンディングは債券の仕組みに似ていますが、大きく違う点は、資金調達者へ直接貸し付けるのではなく、第三者が介在して貸し付けている点です。

予定利回りは、サービス事業者や投資先によって異なりますが、2%~10数%。途中売却・解約ができないため、価格変動リスクはありません。貸付期間は6か月〜2年と比較的短い期間となっています。

このところ、ファンズの人気が高まっています。取り扱い案件の中に「大阪王将ファンド」というのがあるのですが、面白いのが、大阪王将でのお会計が10%オフになる「特別割引券付」だという点です。まるで株主優待ですね。

予定利回り(税引き前)は年2%なのですが、当ファンドは募集開始したらすぐに募集金額5000万円が集まるという人気ぶり。気になった方は「ファンズ」をチェックしてみてくださいね。


以上、月3万円の運用ということで、3つのパターンを紹介してきました。つみたてNISAやiDeCoを利用しつつ、税金を抑えて効率的にお金を増やすことをまずは意識するのがポイントです。

お金を増やす楽しみを味わいながら、投資生活を送っていきましょう。

※本記事内の信託報酬・純資産総額は2020年1月28日現在のものです。
※運用は自己責任でよろしくお願いします。

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