はじめに

今年マイホームを購入し、お子様を2年後に出産された場合

ここでは次のように少しシンプルな前提で、今後のお金を見える化してみたいと思います。

・今年マイホームを購入。価格は2500万円+諸費用等で別途250万円。住宅ローンは2500万円を35年返済、金利0.75%で借り入れ。諸費用分は手元資金から支払う。マイホームは、年率2%で減価していくと仮定

・お子様は2年後にご出産、教育費は幼稚園から大学まですべて公立。ご出産前後の収入減少はないものと仮定

・ご主人様は、年収50万円でのお仕事を開始

・生活費は、現在の住居費2.6万円がなくなるかわりに、住宅ローンの返済が年間814793円、また管理費・修繕積立金・固定資産税等で維持費が年間30万円発生すると仮定。お子様の養育費による増加分については含めないと仮定

このような少しシンプルな前提で、今後の年間収支の推移を見ると次のようになります。上向きの棒グラフが収入、下向きの棒グラフが支出となっています。初年度の大きな支出には住宅購入時の諸費用等250万円が含まれています。

図

今後しばらくは黒字が継続、お子様が大学生になると家計としては赤字になりますが、大学を卒業されて独立されると、再び家計は黒字に戻ります。

この期間の資産残高/バランスシートの推移は次のようになります。上向きの棒グラフが資産(金融資産+不動産)、下向きの棒グラフが負債(住宅ローン)、そして赤色の折れ線が純資産(=資産―負債)となっています。

図

今後もお子様が大学生になる頃までは家計としては黒字を維持しますので、預貯金残高は基本的に増えていくことが期待されます。その結果、60歳時点での預貯金残高は約2200万円となります(バランスシートの純資産は3256万円)。

シンプルな前提ですが、預貯金残高は基本的に右肩上がりとなり、最小となるのは初年度ということになります。このシミュレーションに含まれていないマイナス要因としては、ご主人様の収入減少や治療費の増加、養育費、出産時の収入減少等があります。一方、プラス要因としては、ご相談者様の昇給や、ご主人様の収入アップ等があるかと思います。

こういった不透明な要因はあるものの、現在の生活水準と2500万円程度のマイホーム、公立の教育プランということであれば、家計としては特に問題ないという印象です。