はじめに

課税口座で投資信託を買っていくことが一つの正解

以上の視点を網羅して考えていくと、同じ課税口座で運用するに場合、投資信託で配当金再投資をする場合と、ETFで配当金が単元になるまで待ってから投資する場合ではスピード感が変わります。

購入内容が同じだった場合には、ETFでは売買手数料がかかる分、イニシャルコストが不利になるケースがあります。「ドルコスト平均法がうまく行えない」、「配当金の再投資の機動力が無い」、と考えた時に、投資対象として投資信託よりも優先するべきとは決して言い切れません。

もちろん、配当金を受けとり、生活の足しにするなど「キャッシュフローを良くする」という意味ではETFは有用です。しかし、「資産をとにかく増やしたい」という場合は、実は投資信託を選んだ方が良いこともあります。

投資を始めると、まず投資信託を中心に、つみたてNISAやiDeCoを検討されると思いますが、もっと投資をしたい方も、課税口座で投資信託を買っていくことが一つの答えになります。

ETFや他の金融商品を色々と調べて見た結果、投資信託がかなり効率の良い投資先の一つだと気付かされます。「幸せの青い鳥は家にいた」ということになるのかもしれません。

※2021年5月24日 ETFの手数料について追記しました。

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