はじめに

他の金融機関で審査を受けて「金利交渉」をする方法も

金融機関を変えて住宅ローンを借り直せるか分からない場合も、他の金融機関に審査を受けて情報を集めると良いと思います。仮審査の結果でも、住宅ローンの金利が下げられることがわかれば、現在借りている金融機関に「金利交渉」をすることができます。

現在借りている金融機関に金利を下げてもらうことは、交渉のやり方によっては可能です。ただし、「他の金融機関のほうが安く借りられることを証明」しないとなかなか応じてもらえないので、仮審査でも良いので、資料を提示すると良いでしょう。金利交渉に応じてもらえない場合は、実際に住宅ローンの借り換えを行われると良いと思います。

その場合は、「借り換え手数料」「司法書士に支払う登記などの費用」「印紙税」などの費用が発生しますので、この費用と借り換えによる利子減とを比べて、実際にいくらメリットがあるかを理解してから実行されると良いと思います。

ハイリスク投資は避け、リスクコントロールを

まずは、住宅ローンの借り換えにより金利を下げられるかを考えていただければと思います。その上で、金利が今より下げられたら、69歳の返済にこだわらず、団体信用生命保険の保障を受けるために、できるだけ長く借りて問題ないと思います。

余剰資金は現金貯蓄と、長期投資にまわす方針で良いと思います。ただし、60歳を超えているため、あまりハイリスクの投資は難しいでしょう。現金比率を多めにし、株式インデックス投資や債券をバランス良く組み合わせて「リスクコントロール」されると良いと思います。

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