はじめに
子どもたちが大学を卒業するまでに571万円の赤字に
お子さんが大学を出るまでに、合計571万円資産が足りなくなるので、この分を奨学金などで借り入れることになります。お子様3人で割ると、一人あたり190万円となります。奨学金は、社会人になってから返済が続くので、更に金利の高いリボ払いを始める温床にもなりかねません。将来に大きな影響が出ないようにできる限り借りる金額を抑えたほうが良いでしょう。
一方奨学金は非常に低金利の為、うまく活用すれば大学進学という選択肢が広がる上、「自分でお金を借りて大学に行く」という意識が高まり、大学での勉強にも主体性が出る可能性はありますのでネガティブな面だけではないでしょう。
また、お子様が国公立大学に入学できれば、大学費用を捻出できる可能性があります。シミュレーションをもとに費用や予算を考えて進路を決定されると良いと思います。
奨学金を借り入れてもお金が足りない!?
ただし、奨学金の借り入れを想定してシミュレーションをしてみても、70歳で資産がショート(破綻)してしまうので、対策が必要になります。