「お金を儲けたい」という“欲”に我々はどう向き合うか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。自分でも不思議だとは思うのですが、「お金儲け」することに対して躊躇してしまいます。私は小さいながら個人事業を営んでいるので、時折、うまくいけばかなり儲かりそうな仕事の話が舞い込むことがあるのですが、つい遠慮してしまいます。幸いにも、ひとり暮らしで一般的な生活ができており、自分のなかではそれなりに生活にも満足しているのですが、他人からみるとかなり変に見えるらしく、彼女からも「あなたはおかしい」と、バカにされる始末。どうしてこんな思考なのかを振り返ってみると、私はどこかで「自分が得をすれば、どこかで誰かが損をしているのではないか」と考えてしまっているようです。それによって、つい判断が鈍ってしまいます。こんな私にお金のプロの方から喝を入れていただきたいです。また、お金のプロの方のお金との向き合い方についてお話を聞かせてください。(20代後半 独身 男性)
20代を襲った突然の難病…借金も抱え家計は“火の車”
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。私は昨年、新社会人としてスタートしました。月の手取りが約21万円、家賃4万7千円で、保険は会社の社会保険のみ加入している状況です。深いことは考えずに、毎月の収支はプラスマイナスゼロ、ひどいときはカード会社からキャッシングローンを借りて生活をしていました。ギリギリの生活をしていたなか、国の難病指定になる病気にかかり、現在も治療のため入院しています。運良く、入院前に約50万円ほどの夏のボーナスが入ったことと、親の援助も受けつつ、高額療養費を利用して、今は入院費を支払っています。今月末には退院できると思うのですが、それ以降も難病のため、「すぐの仕事復帰は難しい」と医者に言われています。それまでは会社の保険から月に13万円ほどの傷病手当金が振り込まれる予定なので、それを生活費や入院費に当てるつもりです。現在利用している高額療養費で支払った入院費は難病の特定疾患認定証が交付されれば、還付金として払い戻しができるそうです。しかし、いつ特定疾
毎月3万円から将来に備えたい 26歳の私はなにを選ぶ?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。26歳女、独身です。将来のために、定期預金等を利用するか、投資信託に挑戦するかで悩んでいます。・月給手取り:17万円(賞与年3ヶ月分)・一人暮らし:家賃5万8千円・毎月の支出:平均13万円(家賃含む)・貯金:約200万円・定期預金なし。普通預金口座に貯めているだけ・仕事:私立学校職員 私学共済加入現状は上記の通りです。お金は普通預金口座に貯めているのみ。毎月の給与から定期や投資に回せる金額は3万円くらいと考えています。最近、転職し、職場の給与天引きの定期預金(0.6%)に申し込むか、銀行のスーパー定期か、投資信託に挑戦するかで悩んでいます。株の知識は、NISAを調べて少しわかってきた程度です。そのため、私がもし投資をするとしても、投資信託のインデックスファンドかと思っています。投資信託を始めるなら、若ければ若いほどよいと聞きます。26歳が早いのか遅いのかわかりませんが、お金を自由に使える独身の今がチャンスだと思っています。最近、
幸せな“セカンドライフ”のために最も大切なことは?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。現在61歳、持ち家で妻と二人暮らしです。子供2人はそれぞれ結婚独立しています。今年の春、会社を退職する予定です。65歳以降は厚生年金、企業年金等で年600万円程度の収入はあるため、それ以外の金融資産については、ある程度のリスクは取りつつ、3%程度で回していければと考えています。妻名義の一時払い終身、個人年金原資が4,000万円程度ありますが、それ以外の流動性資産は5,000万円程度です。リタイアが近いこと、国内株が2万円の大台にも乗っていることから、安全資産の割合を増やしたいと思っています。最近、株の一部を売却し定期預金を増やしていますが、あまりにも利率が低いので債券投資を考えています。とはいえ、世界情勢や新興国債券は安全性の観点から海外債権の選び方にも悩んでいます。現時点でのおおまかなポートフォリオは、預金1,600万円、国内株1,400万円、海外株1,000万円、国内債300万円、海外債450万円、REIT250万円といった
音楽で飯を食う35歳、年収700万に到達し投資に興味
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。音楽で生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定して年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクには慎重にならなければという認識も持っています。投資への入り口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
「1000万円の使い道」に悩む30歳にお金のプロは“苦い顔”
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今年30歳になる独身男です。現在は士業として事務所に雇われており年収は600万円ほど。借金、ローンはなく、不動産や車は所持していません。住まいは家賃8万7,000円の賃貸マンションです。金遣いは荒くないと思うのですが、遠距離恋愛中の恋人との交際費がかなりかさみ、毎月の収支は赤字でボーナスを入れてトントンといった状態です。 数年後には独立しようと考えています。現在の顧客の付き方から、独立した1年後には年収1,000万円程度になるだろうと勝手に試算しています。以前、外資系メーカーに勤めており年収1,000万を超えていた時期もあるため、年齢の割に資産は増え、全部で1,500万円程度です。そのうち外貨建ての社債を300万円、外国株のETFを200万円ほど長期で保有しています。残り1,000万円は、日本株の個別銘柄を短期売買して遊んでいます。さて、本題に入らせていただきます。現在余っている約1,000万円の使い道として、中古マンションへの
“遺産1億円”を突然手に 「家か投資か…」悩む30代男
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。年末に跡継ぎだった独身の兄がなくなり、まとまった現金と不動産を相続しました。私の年収は550万円、定期預金500万円と郵便貯金が200万円あり、借金はありません。そこに田舎の家・土地800万円と預金1億円という大金が突然舞い込み、どのように管理すべきか悩んでいます。相続税は1,200万円ほどで、それを除いても9,000万円は手元に残ります。先日、4,000万円もの終身保険を勧められましたが、年利のあまりの悪さにお断りしました。いろいろと考えているのですが、田舎の家を引き払い、5,000万円程度を使って近畿の幹線沿いに住宅の購入を考えています(半分はローンにし、所得減税に利用。のちに減税がなくなったところで残債を払う)。自身の預金は子供の教育資金として積み立てを続け、使う予定のない3,000万円は資産運用に回したいと思っています。できればペーパーだけでなく、リアルアセットにも挑戦したいです。こんな計画を立てていますが、アドバイスい
投資10年目の“通信簿” 共働き夫婦の総資産は6600万円超
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。資産配分の正解がわからないまま、今までは本やネットで勉強しながら自己流でやってきました。投資歴10年目となるのでリスクについては認識しています。“絶対的に正しい”という資産配分はないかと思いますが、現在の配分に問題がありましたら改善提案をいただけると助かります。なお、現在のところ不動産投資には興味がありません。【現在の資産状況】収入:共働き(夫39歳:額面960万円、妻38歳:450万円)支出:生活費は月35~40万円現在の状況:夫が転勤族なため、お互い地方都市で単身赴任生活。子供はいません。一緒に暮らせば生活費はもう少し低くなるが、その場合は妻が仕事を辞めることになり、収入がマイナスになります。また仕事にはやりがいがあるため、できれば辞めたくありません。今後も勤務地によって要相談としています。退職金:転職組のため、退職金は夫婦共にないものと考えています。金融資産:夫の預貯金は定期積立合わせて2,200万円、株式はETFを合わせ
独立2年目女性に厳しい助言“投資まだ早い”のはなぜ?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。個人事業主として独立して約2年。年間売り上げは550万円程度ですが、IT系業種のため仕入等にかかる費用はほぼありません。資産は預貯金500万円です。現在、節税と老後資金のために「小規模企業共済」と「確定拠出年金」を検討中です。ただ、これら2つは基本的に途中解約できないものですし、NISA口座も開設したので投資信託の運用も考えています。どのようなバランスで進めていけばよいのでしょうか? それとも投資に手を出すのはまだ早いですか?(30代後半 独身 女性)
1億円を手に早期リタイアの夢、計画通りに実現できる?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。5年後に引退を考えている自営業者です。引退後は資産運用と資産の取り崩しで生きていくつもりで、現在7,000万円ある資産を5年で1億円まで増やす計画を立てています。計算上は1億円あれば、元本の取り崩しと年金のみで85歳までは問題ないはずです。投資元本が1,500万円とすると、毎年300万円を投資して、それを2倍に増やせば達成できる額ではあるのですが、最近の世界情勢を踏まえるとリスクある投資には躊躇しております。今後、どのような考え方で資産運用をすればよいか、ご指南いただければ幸いです。(50代前半 独身 男性)
「リスクは慎む時期」住み替えを企む夫婦にプロFPが苦言
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。夫は自営の飲食業です。店舗は義父所有のため、店舗家賃および生活費を義父に支払っています。残りの手取りは普通のサラリーマンより少なくなりますが、定年もないので身体が続く限り長く働けます。今、私たち夫婦は私名義のローン完済のマンションに住んでいますが、築10年を超えており、買い替えではなくもう1軒新築マンションを購入して自分たちはそちらに住み、現在の住まいを賃貸に出した家賃で新しいマンションのローンを払っていけないかと考えています。あわよくば2軒所有、最悪でも古い方を売って新しい方のローンを完済しようとの目論みです。しかし、この1軒になるケースであれば最初から買い換えればよいとも考えられます。双方の価格差にもよると思いますが、買い換えと2軒持つ場合、両社の金利を含む支払い総額はどのような計算で比べたらよいのでしょうか? 年齢・職業・月収がネックになり、買い替えではローンが組めないのではないかと、このような方法を考えたのですが根本的に
手取り15万からの「将来、後悔しない」等身大“貯金計画”
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今年、社会人になりました。はじめてのひとり暮らしを開始し、お金の管理も自分でするようになりました。今までは実家暮らしだったので、収入のすべてをお小遣いのような感覚で使っていました。そのため、自分が生きていくためにお金を使っていくという感覚に慣れず、戸惑っています。また、今後の結婚などライフイベントへの備えとして、貯蓄もしていきたいと思っています。そのための心構えとして、手取りの何割をどのようなかたちで割り充てていけばうまくいくというような基準はありますか? もし参考になるデータなどがあれば、教えていただければ今後の参考としていきたいと思います。これからは自分自身で苦労しながらお金を稼いでいくことになるので、後悔はしたくないと思っています。どうかアドバイスをお願いします!【現在の収入と支出】収入は手取りで15万円程度です。支出金額は現段階では安定しておらず、具体的な提示が難しい状況です。家賃は補助もあり、月に3万円ほどです。【今後
大黒柱に不測の事態…残された家族は? 安心を買うために
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。現在、各口座で計1,900万円の現金と預金があります。ほとんどが1年ぐらいの定期預金で、あとは少しばかりの外貨預金です。持ち家はなく、月10万円の賃貸で暮らしています。今のところ住宅購入は考えておりません。保険は終身で1,000万円保障、月3万円ほどの支払いです。私だけ働いており、妻は専業主婦です。年収は手取りで550万円ぐらいです。通常の厚生年金のほかに、満期に650万円が支払われる個人年金を月1万円積み立てています。マイナス金利政策導入から2年近く経ち、今後に不安を持っています。どのように資産運用を行っていけばよいのか、助言をいただければと思います。よろしくお願いいたします。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
【老後】40代を襲う「両親&自分」ダブルの資金不安
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。両親共に収入がなく、これまで一家の大黒柱的な存在としてがんばってきたのですが、両親の老後や自分の老後について心配になってきました。安易ではありますが、わずかながらの貯蓄を投資に回し、少しでもプラスにできないかと考えています。貯蓄は500万円ほどです。どこに投資したらよいか、から考えているような初心者ですが、アドバイスいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供なし 男性)
日本人が知らない世界の“B面”を描く 専門家が選んだ良書
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。みなさんの連載コラム、いつも楽しく読んでます。今回は「家計相談シリーズ」読者におすすめの本を一冊、教えてください。(匿名希望)
お金の困ったを相談できる“名医”と出会うためには?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。最近、給料が上がったり、居住用不動産が値上がりしたり、周りから個人年金保険を勧められたり、さまざまなことが重なりました。そのなかで、個人的にFPに相談してきちんとアドバイスを受け、資産運用を行いたいと思うようになりました。自分に合ったFPはどうやって探したらよいですか? また、どのような方が先生方にお金の相談にくるのですか? 恐れ入りますが、教えてください。【現在の収入金額と支出の傾向】給与2,800万円、他ストックオプションあり【金融資産】目黒に4,500万円の居住用不動産あり(ローンなし)(30代後半 既婚・子供なし 男性)
33歳男の苦悩「子供と両親のためにいくら貯めれば…」
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。将来的に発生する子供の教育や両親の介護費、自分たち夫婦の老後資金などに備えようと貯蓄や資産運用を行っています。ただ、介護や病気など突発的に発生する支出に備えようと考えると、いくらあっても足りないような気にもなります……。また子供の教育資金もお金をかけようと思えば、いくらでもかけられてしまうので、金銭的な面だけではありませんが迷っています。現在は貯蓄と資産運用で資産を増やして、将来的な支出に備えようと考えていますが、実際いくらぐらい備えておけばよいのか、備える方法は今のままでよいのかなど、思慮不足な面があれば、どう改善すべきかをアドバイスいただけないでしょうか?現在は会社員ですが、私の仕事のパフォーマンス次第で会社の業績が大きく影響を受ける状況です。当然ですが、将来的に下がる可能性もあり(もちろん上がる可能性もありますが)、仕事でのリスクは通常のサラリーマンよりも高いと思っています。そのため、できるだけ貯蓄で備えておきたいという考
毎月ギリギリから“貯蓄体質”へ、改善のために大切なコト
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。夫婦共働きで、実家で母と同居。母名義と、私と母名義の土地2カ所を所有しています。帳簿上はプラスになるはずなのに、現金が残らず毎月のやりくりがやっとです。ざっくりな収入・支出は下記のとおりです。■収入面私と主人の合計手取り:60万円/月母名義の土地での不動産収入:30~40万円/月■支出面自宅改装費:7万円返済/月(総額1,000万円)生活費:30万円/月車のローン:8万円返済/月その他ローン:11万円返済/月(総額700万円)固定資産税:120万円/年間(自宅と不動産)・固定資産税は不動産収入の口座から出ますが、収入が定額ではないため、延滞してしまうことががしばしば。この場合は私たちの貯蓄口座からの補填となります。・遠方に住む主人の家族がよく来るので、もろもろ経費がかかります。・その他ローンについては、主に私が2回ほど育児休暇を取った際に借りました。・田舎なので、近所づきあいもあり、見えない交際費があります(母支出分) 。・夫の