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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
フリーターから投資で利益35億円、テスタ氏が培った「デイトレードの勝ち筋」
自分の勝ちパターンを見つける
「貯まるから増やすへ」。投資に挑戦したいが、何から手を付けてよいのかわからないという初心者から、腕に自信がある中上級者までを対象に、わかりやすく投資を語り合う連載「みんなの投資広場」。今回はデイトレードから投資を始め、10数年で利益35億円を稼ぎ出した、テスタ氏に話を聞きました。
世界経済の“夜明け”は近い?「年末株高」の期待度を探る
最新マクロ指標を徹底分析
経済協力開発機構(OECD)が11月12日に発表した9月の景気先行指数は、前月からほぼ横ばいにとどまり、世界経済の夜明けが間近に迫っていることを示す結果となりました。米中通商協議の進展期待が維持される下、半導体をはじめとするハイテク分野の在庫調整が進展。政策期待も残存していることなどが背景にあり、世界的な株高傾向が強まりをみせています。
東西統一から30年、ドイツはなぜ再び“袋小路”に入ろうとしているのか
欧州屈指の経済大国で何が?
ベルリンの壁が崩壊してから、今年で30年。統一を果たしたドイツは、旧東ドイツ地域が抱えていた低成長や高い失業率といった“負の遺産”を見事に克服し、欧州屈指の経済大国へ飛躍を遂げました。1990年代から2000年代初頭にかけては「欧州の病人」などと揶揄される存在でしたが、ゲアハルト・シュレーダー前首相時代に大胆な労働市場改革に取り組んだことなどが奏功。後継のアンゲラ・メルケル首相の時代になって、「奇跡の回復」を実現しました。そのドイツが今、試練に直面しています。同国の変調は欧州連合(EU)圏、ひいては世界全体の経済にも影響を及ぼしかねません。ドイツで何が起きているのでしょうか。
貯めるより増やした方がいい?手取りの3割を投資にまわす29歳女性
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、「貯めるよりも増やした方がいい」というアラサー独身女性。手取りの3割を投資に回し、家計は毎月赤字です。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。社会人8年目の独身女性です。お金は貯めるよりも増やしたほうがよいと考えています。今も、貯金よりも会社の持ち株と株式投資にお金を回しています。投資は分散投資がよいと思いながらも、持ち株だと投資額に10%上乗せをして買ってもらえるので、これでいいかと思っています。また、株式投資では、30万円ほどマイナスになっていますが、損切りできないで保有したままです。今、働きながら大学院に通い、キャリアアップを図っています。終了まで、あと130万円ほどかかる見込みです。それとともに、結婚も考え始めました。私の年収は約550万円、彼は400万円ほどのようですが、今後に向けお金に対する考え方や家計状況など見直していく必要はあるでしょうか。お稽古は絶対やめられないので支出を減らす対象には
「もう1回やってみよう!」という気分の源、脳の"報酬系回路"を活性化させる
依存症を作ってしまう脳の仕組みが、プラスに変わる⁉︎
最近、芸能人の薬物依存の話が世をにぎわせています。なぜダメだと知っていてもやめられないのでしょうか。脳のメカニズムから読み解いてみると、依存症を引き起こす報酬系回路には、マイナス面だけではなく、私たちを成長させるプラス面も併せ持っていることが分かります。
脱「箱根の通過点」 刺身食べ放題のテーマパークが小田原にできた理由
イクラやマグロなど約30種類のビュッフェ
神奈川県小田原市が、海産物に特化した施設「漁港の駅」をオープンしました。地元でとれた魚介類を使った、刺身食べ放題の店もあり、海鮮好きにたまらない内容となっています。この施設には小田原市が抱える、ある課題を解消する狙いが隠されていました。メディア向けに開かれた内覧会の内容から探ります。
渋谷パルコ「日本初」スニーカー洗濯専門店は何がスゴイのか
盛り上がるスニーカー市場
11月22日にリニューアルオープンする「渋谷パルコ」。ファッションや飲食店など193のテナントの中で、目を引いたのが「日本初」というスニーカーウォッシュ専門ブランドの店舗です。商業施設の中で提供されるスニーカー洗濯サービスとは、どのような内容でしょうか。メディア向けに開かれた内覧会の様子から探ります。 【写真20枚】新生「渋谷パルコ」の内部を公開
訪日客「5.5%減」よりも深刻、日本経済をむしばむ“病巣”の正体
2020年の経済・株式市場はどこに向かう?
11月20日に発表された10月分の訪日外客数は前年同月比-5.5%と、8月分と同様に昨年の実績を下回りました。7月まで訪日客は順調に伸びていましたが、8月から日韓関係の悪化で韓国からの訪日客が前年から半分程度に激減したことが、訪日客数全体を押し下げました。また10月は、大型台風が到来したことも大きく影響したとみられます。一方で、ラグビーワールドカップ開催の効果でイギリスなどからの訪日客は伸びました。訪日客数は2012年には年間853万人でしたが、安倍政権が繰り出したさまざまな政策対応で2013年から年々増え、2018年には3,119万人まで急拡大。2019年に入っても、7月まで同約+5%のペースで順調に伸びていました。しかし、8月から2018年平均を下回る水準に減少しています。10月の訪日客減少には大型台風の悪影響があったため、11月以降はやや持ち直すとみられますが、2019年年間の訪日客数は+2〜3%程度の緩やかな伸びにとどまりそうです。
イオン、4年目の「ブラックフライデー」が過去最大級に大盤振る舞いなワケ
半額商品は過去最大の160企画に
今年で4年目を迎えた、イオンの「ブラックフライデー セール」。これまでの3回は本場・米国のブラックフライデーにならって11月の第4金曜日から開催していましたが、今年は第3金曜日の22日から、開催期間も従来の3日間から2日拡大して5日間の日程で開催します。前夜祭ということで他店舗に先駆けてセールが始まった、東京のイオンスタイル品川シーサイド店を訪れると、消費増税の直後にもかかわらず、例年に勝るとも劣らない数の買い物客が集まっていました。過去3年の蓄積を踏まえて、今年はどこまで進化したのでしょうか。 【写真15枚】イオン「ブラックフライデー」今年の見どころは?
投資初級者が見落としがち、「減益決算なのに株価上昇」のカラクリ
景気敏感株・コマツの最新決算から考える
10月下旬から11月中旬にかけて、日本企業の2019年7~9月期決算が発表されました。全体としては厳しい内容でしたが、業種別に見ると“まだら模様”の様相でした。一般的に、業績が芳しくなければ、その後の株価の動きも冴えない展開になりがち。しかし、11月に入ってからの日経平均株価は2万3,000円台を回復し、年初来高値を更新しています。いったい、どんなカラクリが潜んでいるのでしょうか。景気敏感株の代名詞である小松製作所(コマツ、証券コード:6301)を例に、考えてみます。
新生「渋谷パルコ」の飲食フロアが想像以上にカオスな理由
昆虫食、女装、避妊具まで…
商業施設の集客に重要な役割を果たすレストランフロア。近年は大人の利用者をターゲットとした「フードホール」形式を導入する商業施設が増えていますが、11月22日に開業する渋谷パルコは、まったく別のベクトルを打ち出してきました。「食・音楽・カルチャー」をコンセプトとする地下1階のレストランフロアの名前は「CHASOS KITCHEN(カオスキッチン)」。昆虫食のレストランがあると思えば、女装ウェイトレスが接客するバーもあり、文字通り混沌とした空間になっています。異色なレストランフロアを作り出したパルコの狙いは、どこにあるのでしょうか。11月19日に開かれたメディア向け内覧会の内容から探ります。
旅客数は年率3割成長、「ベトナムの航空業界」がアツいワケ
“ポスト中国”の注目セクター
ベトナム政府は11月15日、民間航空分野における投資規制の緩和を発表しました。これにより、同国の航空会社に対する外国人投資家の出資比率の上限が従来の30%から34%に引き上げられました。多くの読者にとって、ベトナムの航空業界の動向はこれまで関心の高いものではなかったかもしれません。しかし、米中の対立を受けて“ポスト中国”が模索される流れの中で、ベトナムの航空産業は高い成長が見込まれています。国際航空運送協会(IATA)によると、ベトナムの航空旅客数は2012~2017年に年平均29%増加し、アジア・太平洋全体の同8.7%増を大きく上回りました。現在は異業種からの参入が相次いでいるのに加え、日本企業も含めた外資系企業の出資拡大観測が浮上するなど、世界の株式市場の中でも注目度の高いセクターの1つとなっています。
NISAの非課税期間終了「3つの選択肢、何を基準に選ぶ?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、一般NISAの非課税期間が終了するのにあたり、その後の3つの選択肢に迷っている36歳女性。どれが一番有利な選択になるのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。老後の備えのために、2015年からNISA口座(以下「一般NISA」)を開設して投資信託を積立てていました。その後、つみたてNISAの制度が始まったので、2018年から一般NISAからつみたてNISAに切り替え、現在も積立投資を続けています。このたび、2015年~2017年に積立てていた一般NISAの非課税期間終了を迎えるにあたり、以下の3択を選ぶことになるのですが、どれが一番有利でしょうか。(1)翌年の非課税投資枠にロールオーバーする(2)課税口座に移す(3)売却するつみたてNISAを継続するつもりなので、(1)はなしかなと考えています。すると、(2)か(3)の2択ですが、一般NISAは運用益が現在15%程度と悪くない成績なので、(3)売却して利益を確定するのもアリなのか……、あるい
給与の支払われ方にモヤモヤ…あなたは時間派?成果派?
時短×ハイキャリア女性は"成果派"4割
働き方改革を推進する法律改正で、残業は厳しく制限されるようになりました。しかし、仕事時間が短くなることは歓迎するものの、その分給与が減ってしまっては素直に喜べないという声もあります。同一労働同一賃金の実現に向けた法律改正も行われました。同じ労働をすれば同じ給与が支払われる、という考え方に近づけようとするものです。それ自体は歓迎されるべきことだと思いますが、一方で同一“成果”同一賃金という考え方についてはあまり議論されていないように思います。同一成果同一賃金であれば、費やした時間の長さに関係なく、同じ成果であれば同じ賃金が支払われることになります。その考え方にもとづくならば、長く働いても短く働いても、成果が同じであれば給与は変わらないことになります。働いた時間の長さではなく、成果・実績で評価されるプロスポーツ選手の給与の考え方に近いと言えるかもしれません。
大統領選がリスクオン相場を誘発?「2020年のドル円相場」はどうなるのか
来年の想定シナリオは円高?円安?
残り1ヵ月半となった2019年を振り返ると、金融市場のキーワードは「不確実性」だったと言えそうです。英国のEU(欧州連合)離脱をめぐる混乱もさることながら、やはり大きな関心を集めたのは米中貿易摩擦の成り行き。米中両国が対立と融和を繰り返しつつ、結局、問題の解決は先送りされてきました。両首脳が一時休戦で合意した後も、ドナルド・トランプ米大統領が中国製品に対する関税引き上げを発表し、市場の失望を誘ったこともありました。それでは、このような「不確実性」の時代は2020年も続くのでしょうか。鬼が笑わない程度に、足元の政治・経済情勢からドル円相場の先行きを見通してみます。
ラーメン「一風堂」が「脱・とんこつ」に力を入れるわけ
「ノンポーク」でムスリムも開拓
とんこつラーメンが人気の「一風堂」を展開する、力の源ホールディングス(HD)が、とんこつスープではない、あるラーメンの開発に力を入れています。そのスープは、鶏ガラをメインにした鶏白湯スープです。一風堂が「脱・とんこつ」に力を入れるのは、2025年に600店舗体制を目標とする出店戦略とも関連があるようです。11月13日に都内で開かれた決算説明会で、同社の河原成美社長を直撃しました。
投資先選びの新基準?「水の使用量を減らした会社」の株価が好調な理由
環境問題と株価:第3弾
近年、「食料不足」と並んで、将来に向けた世界的な大きな懸念の1つとされているのが「水不足」です。社会科学の分野には「仮想水」という考え方があります。その国が輸入している農畜産物や工業製品を、国内で生産するとした場合に必要な水のことです。実は、日本ではこの仮想水の輸入がとても多い国です。それもそのはず、食料の多くを輸入しているからです。となると、「世界的な水不足 → 農産物が十分に供給できない → 日本の農産物の輸入ができなくなる → 日本の食糧不足」ということが心配されます。将来に向けて、私たちも水資源を大切にしていかなければなりません。こうした姿勢は企業にもみられます。環境への配慮から「水使用の削減」を目標にする企業があります。排水を浄化して再利用したり、雨水を利用することなどで効率的に水を利用しようとの試みがなされています。このような環境に対する企業の姿勢は、株式投資においてとても重要な観点です。いったいどういうことなのか、水使用の削減と株価との関係について考えてみたいと思います。
“ママ女医”が増加して過重労働に 「ロスジェネ独身女医」の苦悩
地方の女医の生きづらさ
今どき若手医師の人気は、「東京>地方」、「マイナー科(眼科・皮膚科・精神科など)>メジャー科(外科・内科・産婦人科など)」、「一般病院>大学病院」と言われています。2004年度からの新研修医制度によってこの傾向が始まり、2018年度からの新専門医制度によって一気に加速しました。今回は、この三重の不人気条件を揃えた、「地方の大学病院のメジャー科の医者」の人生を覗いてみたいと思います。※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。