ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
病院の待合室が最近、急にオシャレになっている秘密
立役者は知る人ぞ知る中堅メーカー
最近、クリニックや病院の待合室、公共図書館などの家具が、木製で色合いもカラフルになって、以前に比べると格段にオシャレになったと感じたことはありませんか。実は、この変化には立役者がいます。このような業務用のインテリア家具の分野で販売高日本一を誇る「オリバー」という会社です。愛知県岡崎市に本社を構えており、名古屋証券取引所の2部に上場しています。必ずしも知名度の高くない同社が、なぜ業務用インテリア家具で日本一になれたのでしょうか。オリバーの歴史をひも解いてみます。
2019年後半戦のIPO企業に“第2のソニー”はいるか
約1ヵ月ぶりに新規上場が再開
8月9日上場のステムリム(証券コード:4599)からひと休みに入っていた日本株のIPO。それが9月12日、ピー・ビーシステムズ(4447)の新規上場によって約1ヵ月ぶりに再開します。IPOとは新規公開を指し、企業の株式が取引所で売買されるスタートラインに立つことを指します。株価の急騰が見込めるケースがある一方、投資初心者には銘柄の見極めが難しい面もあります。そこで今回は、IPO投資の特徴と注意点、見分け方などについて考えてみます。
松屋、新商品を2週おきに出す“攻めた”メニュー戦略の裏側
開発のヒントは創業者の思い付き?
「ごろごろ煮込みチキンカレー」「うまトマハンバーグ定食」など、主力である牛めし以外の期間限定メニューも存在感を放つ松屋。特にカレーは専門店に匹敵するほどの本格的な味付けで、Twitterなどウェブ上で話題になることが少なくありません。実は運営会社の松屋フーズは、2週間に1回ほどのペースで新商品もしくはキャンペーンを展開する戦略をとっています。期間限定の新商品はどう生み出されているのか、松屋フーズに話を聞きました。
1ドル107円台にタッチ、ドル円相場は円安歩調を維持するか
カギ握る「トランプ・リスク」の行方
9月3~6日の週は、ドル円が105円台後半から107円台まで踏み上げられる相場でした。もともと「リスクオフ」というテーマに沿ってドル売り・円買いになりやすいポジションが切らされる(損切りさせられる)相場だったことで、週末に積極的にドル売り・円買いを仕掛けることもできず、最終的には106円台後半での売買交錯でニューヨーク市場は引けました。先月には一時、1ドル105円台まで突っ込んだドル円相場。今後もこのまま、切り返しが期待できるのでしょうか。カギを握るのは、やはり“あの人物”のようです。
新宿に3号店、「AOKI」オーダースーツ快進撃の理由
フルオーダー感覚で1着3万円台
スーツ離れを食い止めようと、大手紳士服メーカーのAOKIがオーダーメードスーツ専門の新業態店「Aoki Tokyo」を立ち上げたのが今年3月。オープンから半年の売り上げは当初計画を上回り、9月20日には新宿に3店舗目を出店します。競合ひしめくオーダースーツ業界で、後発のAOKIが順調に客足を伸ばしている背景には何があるのでしょうか。東京・銀座の「Aoki Tokyo銀座6丁目店」でオーダースーツ作りの体験会を取材すると、ある特徴が浮かび上がってきました。
なぜ男性ホルモン「テストステロン」は減少する?年齢よりも他人の存在が影響
数値を高く維持する意外な方法
男性ホルモン「テストステロン」は、長寿など身体への影響はもちろん、「やる気」といった精神の健康に非常に強く影響を与えています。実際、うつ病と判断された人の7割にテストステロン値の低下が見られます。男性更年期に関する専門家である順天堂大学泌尿器科の堀江重郎教授に、(前編)に引き続き、さらに具体的に「なぜテストステロンは減少するのか」「どうすれば高く維持できるのか」を伺います。
続・今こそ「有事の金」?ゴールドに投資する意味を考える
円建てでもポーフォリオに入れておこう
世界的に見ると、金はドル建ての取引が中心です。金は長らく通貨として利用され、近代まで主要国は金本位制という通貨体制の下にありました。その後、主要国で金が通貨であることはなくなったのですが、価値の貯蔵として、今でも利用されています。前回の記事に続き、今こそ金を投資先の一部に含める意味について考えてみます。
バーバリー跡地に“オーダースーツの殿堂”を造った三陽商会の思惑
ラグジュアリー空間はホテル並み
アパレルメーカーの三陽商会は9月6日、同社の代表的なブランドが入る東京・銀座の旗艦店を全面リニューアルし、「ギンザ・タイムレス・エイト」を開業しました。かつて「バーバリー」も入っていた店舗には、同社が新たな事業の柱に据える、初のオーダースーツブランド「ストーリー アンド ザ スタディー」の1号店がオープン。競争が激しくなるオーダースーツ市場で、どう特徴を出すのでしょうか。内覧会で取材しました。
楽天・三木谷氏「携帯キャリア」本格参入に遅れでも自信満々の根拠
オリジナル端末の投入も発表
楽天の三木谷浩史・会長兼社長は9月6日、10月に開始を予定していた携帯キャリア事業(MNO)について、当初は5,000人にサービスを限定して提供すると正式発表しました。会見前日の夜に、日本経済新聞が「楽天、携帯本格参入を半年延期 20年春に」と報じていたせいか、会見当日は100人以上のテレビカメラや記者が参加しました。本格的なサービス開始が当初の予定より遅れた格好ですが、三木谷氏はいつもの自信満々な様子でMNOのサービス概要を語りました。そのあふれる自信の根拠となるサービスの強みは、どこにあるのでしょうか。三木谷氏が説明した内容から探ります。
夏の疲れが残っていたら…意識して試したい「脳の休ませ方」
ぼーっとすることが逆効果になることも
あっという間の9月。今年の夏休みはいかがでしたか?日頃の仕事の疲れを癒すため、都会の喧騒を離れた人も多かったのではないでしょうか。「デジタルデトックス」という言葉も生まれる昨今。時にはPCやスマホから目を離し、のんびり何も考えないリラックスした時間も持ちたいものですよね。しかし、あなたのリラックス方法では、もしかすると脳は休めていないかもしれません。今回はそんな少しドキっとするお話をご紹介します。
タピオカに続け?「ミスド」が矢継ぎ早に新商品を出すワケ
今月は「さつまいもド」を発売
ドーナツ専門チェーン「ミスタードーナツ」が、矢継ぎ早に新商品を出しています。9月6日には、秋の新商品「さつまいもド」を期間限定で発売。生地に安納芋パウダーを練り込むことで、イモイモしさを目指したといいます。ミスドは今年に入って、3月に桜、4月に抹茶、5月に定番ドーナツのリニューアル、7月には堂島ロールと共同開発した「ローナツ」と、ほぼ毎月のペースで新商品を出してきました。その狙いはどこにあるのでしょうか。
利回り6%超も!9月末に権利が取れる「高配当銘柄」ランキング
メリットと注意点は?
日経平均株価ベースで見た1株当たり利益は、今年1月4日時点で1,764円でしたが、8月30日時点でも1,764円と変わっていません。米中貿易戦争の影響が業績に影を落とし始めている企業はあるものの、全体で見てみると、現時点での影響は限定的なものとなっているようです。このように株価が上にも下にも動きにくい状況で注目されるのが、配当利回りに着目した株式投資です。金利が一段と低下し、債券で魅力的な投資先を見つけることが難しくなる中でも、前述のように、配当金の元となる日本企業の利益はあまり落ち込んでいません。一方で、9月は3月末決算企業の中間期末に当たるため、配当落ちする銘柄が多くあります。配当狙いで購入するには今月が格好のチャンスであり、次の機会は半年後を待たないといけません。9月末に配当を得られる高配当銘柄には、どのようなものがあるのでしょうか。
やる気が出ないのはテストステロン不足のせい? “仕事力”と男性更年期
男女ともに重要な男性ホルモンを知ろう
男性ホルモン「テストステロン」の急激な減少は、男性更年期に代表される様々な病気を引き起こすだけでなく、“仕事力”にも大きく影響します。そこで、テストステロンに対する理解とテストステロン不足への正しい対処法を、メンズヘルスの第一人者である順天堂大学泌尿器科の堀江重郎教授に教えていただきました。テストステロンは女性にも大いに関係のあるホルモン、男性のみならず女性も必見です。
かつやとタッグ、幸楽苑「らーめんコロッケ」開発の台所事情
自社競合の不採算店舗を業態転換
ラーメンチェーンを展開する幸楽苑ホールディングス(HD)は、とんかつ専門店「かつや」などを手掛けるアークランドサービスホールディングスと業務提携すると発表しました。2社がタッグを組むことで、どのような相乗効果が生まれるのでしょうか。9月4日の記者発表会に出席した、幸楽苑HDの新井田昇社長とアークランドの臼井健一郎社長の説明から探ります。
就職、結婚、出産…なぜ女性ばかり「モヤモヤ」するの?
対談集『女に生まれてモヤってる!』著者に聞く
ここ最近、女性の不利益にまつわる問題に声を上げる人が増えています。職場でのヒール、パンプスの強制に抗議する社会運動「#KuToo(クートゥー)」や社会学者の上野千鶴子氏による東大入学式の祝辞がニュースで大きく取り上げられ、女性の進学差別や就職差別を赤裸々に描いた韓国のベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』は日本でも大ヒットしました。そんな女性の不満や悩み、苦しみを「女のモヤモヤ」として取り上げ、対談した書籍『女に生まれてモヤってる!』が、静かな話題を呼んでいます。著者は数々の女性誌で連載を持つ人気コラムニストでラジオパーソナリティーのジェーン・スーさんと脳科学者の中野信子さん。全く違う経歴、職業を持つお二人が対談に至った経緯や本を通して伝えたかったことについて伺いました。
投資家がトランプ大統領のツイートを無視すべきシンプルな理由
本当に無視できない影響力があるのか
米中貿易摩擦問題の勃発を皮切りに、ドナルド・トランプ大統領の発言に再び注目が集まっています。渦中のトランプ氏をリアルタイムで追う個人投資家にとって、欠かせない情報源の1つになっているのが、彼のTwitterアカウントです。トランプ氏のTwitterアカウントには延べ6,000万人以上ものフォロワーが存在しており、たびたび突飛なツイートを行っては株価を乱高下させることから、トランプ氏のツイートを解析するアルゴリズムを使って取引する機関投資家もいるのではないか、とうわさになるほどです。トランプ氏のツイッターアカウントをフォローしている投資家も多いかと思いますが、はたして彼のツイートは、投資家が無視できないほどの影響力があるといえるのでしょうか。
「女性活躍企業は株価パフォーマンスが良い」は本当か
女性役員比率と株価の関係
政府が行ったさまざまな調査では、「女性が活躍する企業は業績や株価パフォーマンスが良い」という結果が示されています。たとえば、内閣府の「女性の活躍状況の資本市場における見える化に関する検討会」の資料では、米国企業を対象とした分析を紹介して、「女性役員比率が高い企業の方が利益率が高い」と説明しています。経済産業省も「やや古くから女性が活躍している企業の業績が良い」という報告をしています。2003年の男女共同参画研究会の報告では、女性が活躍できる企業は固定観念にとらわれない社風、仕事の実績を正当に評価できるような人事の仕組みがあるから、それが結局は企業の成長につながる、とあります。仕事の成果が上がっても性別などで偏った評価が行われるなど、正当な評価ができない会社では従業員の“やる気”も下がってしまいます。女性が活躍できる企業は、公平で妥当な評価ができるような企業風土があることの表れ、と説明されています。そう考えると、確かに女性が活躍できているような企業は業績も良く、株価も上がると期待されます。学術の世界では、これを「企業固有風土仮説」と呼ぶようです。そこで、今回は「女性役員比率」を使って、株
個人投資家はどのようにして銘柄を選ぶのか?
銘柄発掘方法は十人十色
先月は株式投資をメインとしている個人投資家の集いに参加させてもらう機会が多くありました。 東京・名古屋・大阪と周るなかで、偶然だとは思いますが、個人投資家が銘柄を選ぶ際に重視しているものが地方ごとにきれいに分かれていて、非常に興味深かったのです。3地域でそれぞれが重視してた点と、一方でどこも共通して大切にしていた点。今回はこちらを例に4つのポイントについて共有していこうと思います。