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個人投資家が活用すべき決算資料とIRの本質
プロも実践! 投資判断に差がつく“IRの読み方”
IR資料は、プロと同じ情報に無料でアクセスできる貴重な判断材料。数字だけでなく、成長戦略や株主への姿勢など、企業の本質が見えてきます。本稿では「決算説明資料」(決算資料)を中心に、IRをどう読み解き、投資判断に活かすかを整理。初心者でも実践しやすい視点と、成長戦略を読み取るヒントを紹介します。
今や無視できない美容家電業界! ヤーマン、MTG、Aiロボティックス、投資対象として狙い目は?
美容家電市場は今後も拡大か
ここ数年、美容家電市場は急激に拡大しています。とくに「いつまでも若々しくいたい」といったアンチエイジング的な要望を叶える美容家電の急増は、目を見張るものがあります。その背景には、コロナ禍の”おうち美容”需要の増加があります。メーカーサイドで、フェイスケア家電の新規需要の開拓が進んだことに加え、マスクで隠れないヘアケアへの意識が高まったことによる高機能・高価格帯のヘアケア製品の需要が伸びたことで、一気に市場が拡大しました。それまでエステに通うには、時間もお金も足りないと感じていた人が、自宅でもケアできる手軽さに、多少高額でも購入に踏み切る人が多いようです。マスクを外して素顔を見せる機会が増加したコロナ以降は、”マスクだるみ”や”マスクギャップ”を解消することを目的に、ますますフェイスケアに注力する人が増加。SNSを通じて拡散されたことで、美容感度が高い層だけでなく、一般消費者にも浸透しつつあり、今後もますます拡大が予想されます。そこで、家庭用美容に特化したヤーマン(6630)、MTG(7806)、Aiロボティクス(247A)の3社を比較し、投資対象として魅力的なのはどこか検討したいと思い
老後資金を増やす、退職所得控除の拡大…60歳以降の「iDeCo」活用法
最善のiDeCo活用法とは?
6月13日に成立した年金制度改正において、iDeCoの加入が70歳まで継続できることが決定しました。長く加入できることは良いことですが、「資金の使い方」を見据えた運用も重要です。今回は60歳以降のiDeCoの活用を考えてみます。
資産運用の初心者注目! 元本割れしない金融商品「個人向け国債」の上手な使い方ガイド
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資産運用の重要性が広く認知されてきています。一方で、資産運用に関心はあるけれど、なかなか一歩を踏み出せずに悩んでいる人もいることでしょう。資産運用のはじめの一歩を踏み出すのにためらってしまう――そんな人に知ってほしいのが「個人向け国債」です。個人向け国債を購入すると、半年ごとに利子が受け取れ、満期に元本が戻ってきます。元本割れがないため、資産運用が初めての方にぴったりの商品です。ただし、金融商品を購入する際は、商品のことをよく理解することが大切です。個人向け国債の特徴や活用方法を学んでいきましょう。
日銀が公表した株式分布状況、個人株主が保有比率を増やした業種は?
個人の金融資産は依然として現金・預金比率が多い
東証は7月4日に2024年度株式分布状況調査の結果を公表しました。個人株主数は前年度比914万人増の8359万人(延べ人数)と、11年連続で増加し、10年連続で過去最高を記録しました。増減要因を見ると、上場廃止会社の影響で80万人減少する一方、株式分割実施会社で267万人増加、新規上場会社で107万人増加、その他の会社で619万人増加しています。2024年度末(2025年3月末)の全投資部門における株式保有金額(調査対象会社4022社の時価総額)は、前年度比59兆9994億円減少(-6.0%)の 948兆471億円でした。主な投資部門の動向を見ると、事業法人等が16兆8504億円減少、外国法人等が13兆7045億円減少、信託銀行が10兆7574億円減少しています。
企業型DC×マッチング拠出とiDeCo、併用するならどちらが有利? 迷わないための4つのポイント
将来の年金資産に差がつく活用法
企業型DCには、資産形成をより進める仕組みとして「マッチング拠出」があります。マッチング拠出の有無は企業ごとに異なります。導入されていない場合や利用しない場合は、iDeCo(個人型確定拠出年金)を併用する選択肢もあります。では、どちらを選ぶのが資産形成において有利なのでしょうか? それぞれの制度の違い、選び方のポイントについて解説します。さらに、2024年12月の制度改正による変更点や、今後の見通しについてもお伝えします。
水星逆行と株価急変の関係とは?投資家はどう見るべきか
天体で株価が動く? “非科学的”でも投資判断に活かせる理由
株価の急変時、投資家に意識される「水星逆行」。天体の動きが投資家心理に影響を与え、相場にも何らかのアノマリーが現れることがあります。水星逆行は相場を動かすのか? 季節性に関連する投資格言や、注意したいイベントカレンダーについて、投資判断にどう活かすべきか多角的に考察します。
「サマーストック」って本当にある? ダイキン、アサヒ、フマキラー…代表的な15銘柄の値動きを検証!
「どの年も夏場が強い」銘柄はない
株式相場には、さまざまなアノマリーや「季節性」が存在します。日本はこれから夏本番。そこで、今回は夏が暑ければ暑いほど商品の需要が増え、株価が上昇するといわれる「サマーストック」の値動きを検証します。関連する全銘柄を検証することはできませんが、代表銘柄に絞って、夏の間のパフォーマンスを見てみましょう。
2日連続ストップ高から40%も下落…リカバリーウェアの「TENTIAL」は買い時なのか?
なぜここまで株価は下落したのか
以前、TENTIAL(325A)が決算発表後に2営業日連続ストップ高になった事例を紹介しました。わたしは、決算発表前にすべての株を売却していたため、決算後の爆上げの恩恵を受けることができませんでしたが、その判断に後悔はないと、強気でいい放っております。その理由については、記事をご参照いただくとして、今回は大きく調整してきた今、改めて購入すべきかどうかを考えてみたいと思います。参考記事:株を売却後にストップ高…、決算前に売るか、持ち越すかはどう判断する?
どうして毎月分配金が支払える? プラチナNISAで話題「毎月分配型ファンド」の仕組み
選ぶなら理解しておこう
2026年度から65歳以上の高齢者を対象にした「プラチナNISA」がスタートしそうですが、その目玉が毎月分配型ファンドをNISAの対象にするというもの。なぜ今さら毎月分配型ファンドなのでしょうか。
2025年上半期で値上がり、値下がりが目立った銘柄とは?
上昇が目立った業種
2025年も早いもので半年が経過しました。日経平均は2024年末比593円高、TOPIXは73P高でした。今回は、TOPIX500採用銘柄から、2025年上半期で値上がり、値下がりが目立った企業を紹介します。
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい2025年7月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
6月の配当権利・優待ラッシュがひと段落し、やや落ち着きを見せている株式マーケット。とはいえ、インフレ動向や為替、海外情勢など先行き不透明な要素も多く、選ぶ銘柄には引き続き“実利”を求めたくなる時期です。そんな中で注目したいのが、配当と株主優待のバランスが優れた“総合利回り型”の銘柄。非課税メリットを活かしNISA枠で「長期でじっくり育てる投資」への関心が高まっています。7月は権利銘柄の数こそ少ないものの、意外と優秀な銘柄が揃っている“狙い目月”でもあります。今回はその中から、利回り・優待内容・安定感の3点を基準に、注目の銘柄をピックアップしてご紹介します。新NISAの活用や長期保有のご参考になれば幸いです。
2025年上半期総括!株価2倍の急騰株に学ぶ成長分野
暗号資産・M&A・医療DX……ダブルバガー銘柄の共通点は?
2025年上半期、米国では関税政策やAI企業の好決算を背景に、主要株価指数が最高値を更新。日経平均株価も一旦下落したものの4万円の大台を回復してきている状況です。そんななか株価が2倍以上に急騰した“ダブルバガー銘柄”が次々と登場。急騰の背景を読み解けば、今後の相場を動かす成長テーマや投資アイデアが見えてきます。上半期の相場総括とともに注目銘柄の共通点を探ります。
しまむら、三陽商会、アダストリア…明暗分かれたアパレル決算、しまむらだけが株価上昇した理由とは?
アパレル業界は商品力だけが求められているわけではない
6月30日、しまむら(8227)、三陽商会(8011)、アダストリア(2685)のアパレル3社が2026年2月期第1四半期の決算を発表しました。消費低迷が続く中、アパレル業界の現状を映すように、3社の決算は明暗が分かれました。特に注目されたのは、決算発表直後の株価反応。しまむらだけが上昇し、他の2社は下落しました。この違いは、いったいどこにあったのでしょうか?
社会保険の加入対象の拡大には、大きく分けて3つある? どんな人が対象になるのか
年収の壁を超えて働くメリットとは
2025年6月13日に成立した年金制度改正法は、年金に関するさまざまな変更が盛り込まれていることから、ニュースなどでも大きく報じられました。なかでも「社会保険の加入対象の拡大」は、これまで「106万円の壁」の扶養の範囲で働いているパート・アルバイトの人に大きな影響のある改正ですが、内容があまりわかっていない人もいるかもしれません。今回は、年金制度改正法によって社会保険の加入対象が今後どのように拡大するのか、紹介します。
金融庁が公表した「プログレスレポート2025」、そこに書かれた個人投資家が見逃せない3つのこと
金融庁の役割とは
金融庁が「プログレスレポート2025」を公表しました。このレポートは、2020年以降毎年発表されるもので、資産運用機関が顧客本位の運用体制をきちんと行っているのかを点検・評価しています。今回はそのレポートから一部抜粋してご紹介します。
レーザーテックが全市場の売買代金でトップに。アドバンテスト、ディスコ、ほか半導体銘柄は?
好調な半導体銘柄
6月23日週、久しぶりにレーザーテック(6920)が全市場の売買代金トップとなりました。同社は、2024年1-6月、8-9月と全市場の売買代金トップでした。しかし、2024年6月に米国のスコーピオン・キャピタルというファンドが、不正会計疑惑を指摘するレポートを公表しました。同社の商品であるマスクブランクス検査装置が、ライバル会社のKLAなどの製品に比べて品質が劣っていて、検査装置として使い物にならず、在庫が多いと指摘したのです。レーザーテックは、即日「不正会計の疑惑について明確に否定いたします」というリリースを出しています。その後、2024年11月には、レーザーテックが「投資家からの要請」、「企業評価における有用性が低い」という理由で、受注状況の開示を廃止することを決定しました。以上の影響もあってか、株価は低迷し、売買代金は減少しました。しかし、先週、みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げし、目標株価を16,000円から22,000円に引き上げたことが好感され、売買代金トップとなりました。みずほ証券は、2026年6月期 TSMCからDRAM向けとEUVマスク向けの受注回復が
相場疲れに負けない!5つの投資家習慣と、「ジャーナリング」活用術
ボラティリティ相場に疲弊しない!メンタルと戦略を整える方法
2025年上半期、大きな値動きに疲れて投資をやめたくなる、考えることを放棄したくなる…と感じているなら、“相場疲れ”しているかもしれません。本記事では、メンタルと戦略を整えるための「5つの習慣」を提案。自己理解と再現性に繋がる「ジャーナリング」を投資に取り入れてみませんか?