老後
セカンドライフや老後の年金、相続など、将来の生活に役立つ情報を紹介。
「高齢者の資産運用は安定資産で」は本当なのか?
老後のお金の考え方②
高齢になると定期収入が年金に限られるので、なるべくリスクの低い商品を持つようにと言われます。はたして本当でしょうか。
60歳年上妻、夫の扶養内でパート勤務「年金の手続きは必要ですか?」
事前に確認しておきたい任意加入・付加年金制度・振替加算
会社員など厚生年金に加入している夫に扶養されている妻は、国民年金の第3号被保険者に該当するため、国民年金保険料を納める必要はありません。ただし、国民年金の加入が義務付けられているのは60歳になるまで。では、60歳になったらどうしたら良いのでしょうか。
定年後を幸せに過ごすために捨てるべき4つのもの
自分のために生きていく
定年後は、仕事も少なくなって自由な時間も増えるし、65歳になれば年金も入ってくるので、ノンビリして幸せな時間を過ごせるのでは?なんて思い描いていませんか。しかし実際の定年後の生活は、「時間を持てあまし、孤独を味わい、ちっとも幸福感がない」ということもあるのです。いままで頑張ってきたのだから、定年後は幸せに暮らしたいと思うのは当然です。でも必ずしもそうならない理由は、定年後に「捨てられなかったもの」が残っているからです。幸せに過ごすために「捨てる」べきもの4つを解説していきましょう。
57歳会社員、継続雇用を利用せず60歳定年でリタイアしたいけど可能?
住宅ローンを退職金で一括返済するのは得策か
現在、多くの会社が60歳での定年と65歳までの継続雇用制度を実施しています。一般的に年金をもらい始めるのは65歳からという環境の中、定年の60歳でリタイアすることは金銭面で可能か、実際の相談事例から考えてみたいと思います。
父の死で銀行口座が凍結「葬儀費用の立て替えで生活費が足りない」対策は?
遺産分割前に資金準備をするための方法
金融機関は、銀行口座の名義人が亡くなったことを知ると口座を凍結します。口座が凍結されるとお金を引き出せなくなるため、困ってしまう家族の方も多いものです。今回は、そんな時にも慌てずに、当面の資金を確保する方法を紹介します。
じつは大きな損をする可能性も…。「退職金のいちばん得な受け取り方」を選ぶのが必ずしも正解とは言えない理由
お得ではなく、使い道にあった受け取り方
「退職金をいちばんお得に受け取るには、どのようにすればいいですか?」という質問をされる人が多いです。どうも、その質問の内容は、「1円でも損をしたくないので、もっとも有利な方法を教えてください」ということなのです。その気持ちはとてもよくわかります。私も1円でも損をしたくありません。でもいつも、この質問を受けるときに、違和感を覚えるのです。というのも、退職金を受け取った後の使い方で失敗して、大きな損をしていることが多いからです。どんなに受け取るときに得をしても、使い方で損をしているようでは、元も子もありません。逆に大きなマイナスになっていることに気付いていないこともあるのです。じつは、もっとも得な退職金の受け取り方は、「退職金の使い道に合った受け取り方をする」のが正解なのです。今回は、退職金の使い方から考えた、受け取り方について解説をしましょう。
「セミリタイアしてアジアにプチ移住したい」子育てを終えたシングルマザーの夢は叶う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、52歳、看護師の女性。シングルマザーとして子育てを終えた相談者。今後はセミリタイアをして、アジアプチ移住生活を実現したいという夢をもっていますが、実現可能でしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。
定年後には難しくなる事務職への転職。幸福な生活を送るために必要なこと
専門的なスキルが身につきにくい雇用制度の問題も
会社からは「再雇用」の提案があったけれど、給与はほぼ半減、役職もなし、部下もなし。モチベーションが下がって、転職も考えてみたが「求人がない」。「もうオレは必要のない人間なのかな?」なんて、定年が間近に迫ってきてそんな愚痴を言ってしまいたくなる…。しかし、そんな考えでは、定年後の生活は面白くありません。定年といっても、まだ5〜10年は働き続けることになるのですから。それどころか、そんな愚痴をずっと言い続けていると「老害」なんて言われてしまいます。今回は、定年後の幸福な働き方について考えてみましょう。
投資信託や株式の値上がり益を狙わない、キャッシュフローを増やす投資戦略
老後のお金の考え方①
老後の資産形成というと、投資信託や株式を購入し、その値上がり益を狙うというイメージが先に立ちますが、そうではなく、キャッシュフローを増やすという視点を持つと、別の資産形成ができるかも知れません。
人生の中でも「もっとも幸せな働き方」ができるのは定年後。それを実現するために捨てるべきものとは?
ひとのために働くことが幸福感を高める
「定年」には、どういうイメージを持っていますか?「定年後の働き方」についていろいろと考えたいと思っているけど、本音は「何をどう考えればいいのか、今ひとつよくわかっていない」という人が多いかも知れません。「再雇用が決まっているので、定年になっても、あまり変わらないのでは?」と、なんとなく流されながら定年を迎える人のなんと多いことか!(これは何人もの、定年前の人にインタビューした感想です)。ところが実際には、定年前と後では、大きく違うのです。収入や仕事における役職などによる違いだけではありません。働くことの意義や意識、価値観、生き方まで変わっていくのです。リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査」によると、仕事の満足度は定年後の方が満足している人が多いのです。人生の中でも「もっとも幸せな働き方」ができるのは定年後なのです。では、どうして定年後に「もっとも幸せな働き方」ができるのか、についてお話しをしてみます。
相続手続きの書類と負担を減らせる!「法定相続情報一覧図」って?
取得方法や疑問点を行政書士が解説
「法定相続情報一覧図」を活用すれば、相続手続きの際、戸籍等の書類を提出する必要がなくなり、負担が軽くなります。どんな場合に有効なのか、作成の仕方や注意点を、行政書士が解説します。
扶養を外れたフリーランス妻55歳、iDeCoと国民年金基金どちらがベター?(後編)
最終的に選んだ結果は?
扶養期間が長い妻は、老後の公的年金だけでは心もとないのが現実です。54歳で扶養を外れた妻が、自分年金を作るベターな選択について相談事例を元にお伝えします。本記事は前回から続いて後編となります。
世界各国で研究が進められている認知症、発症や進行を遅らせる習慣とは?
施設長たいへんです(3)
年齢とともに有病率が高まる認知症ですが、習慣や運動などにより発症や進行を遅らせることができるそうです。そこで、長寿日本一の入居者がいる老人ホームの施設長・柴谷匡哉 氏の著書『施設長たいへんです、すぐ来てください!』(飛鳥新社)より、一部を抜粋・編集して認知症にかかりにくくなる方法を紹介します。
長寿日本一の入居者がいる老人ホームの施設長に聞いた認知症の方との向き合い方
施設長たいへんです(2)
65歳以上の5人に1人は認知症になると言われている現代において、認知症になってしまった方との適切な接し方を知っておくことは重要です。そこで、長寿日本一の入居者がいる老人ホームの施設長・柴谷匡哉 氏の著書『施設長たいへんです、すぐ来てください!』(飛鳥新社)より、一部を抜粋・編集して実際に起きた事例をもとに感情や心の動きと認知症について解説します。
泣き寝入りするしかない…88歳の認知症の方が巻き込まれたお金のトラブル
施設長たいへんです(1)
高齢者の割合が増加する日本。年齢とともに有病率が高まる認知症について正しく理解し、対処法を知っておくことは重要です。そこで、長寿日本一の入居者がいる老人ホームの施設長・柴谷匡哉 氏の著書『施設長たいへんです、すぐ来てください!』(飛鳥新社)より、一部を抜粋・編集して実際に起きた事例をもとに認知症の症状や周辺症状を解説します。
公的年金、2022年と2023年の改正は密接に関連している−−受給開始時期の拡大をFPが解説
繰下げせずにさかのぼる場合は要注意
2022年もあとわずかとなりました。2022年は公的年金制度について、多くの改正が施行された年でした。その改正点について振り返り、また2022年改正と関連する2023年の改正についても確認していきます。
一時金、年金、併用…iDeCoはどのように受け取るのが正解か? 出口戦略をお金のプロが解説
退職金と同タイミングで受け取るときは要注意
iDeCoはいつから始めればいいのかというと、いつでもOKです。長期の積み立てになるので、始める時期はそれほど気にする必要はありません。しかし、早いに越したことはありません。なぜなら早く始めれば、より長期で積み立てることができ、その分金額も多くなるからです。では、iDeCoの受け取りは、どうすればいいのでしょうか?iDeCoは、60歳から75歳までの間に受け取ることができ、「一時金」「年金」「一時金と年金の併用」の3つの受け取り方から選ぶことができます。つまり、タイミングや受け取り方法を自分で選択できるのです。では、受け取るタイミングと受け取り方は、どう選べばもっとも有利になるのでしょうか?今回は、iDeCoの出口戦略、受け取り方について解説をしてみましょう。
家計と財産を管理しているのに家族に内容を教えない85歳父。できる相続対策は?
家族が事前に準備できる3つのこと
「親族が相続の準備に協力してくれない」とお困りの人は少なくないのではないでしょうか。そんな場合に、いざ相続が発生した際に困らないためには、何ができるのでしょうか? 行政書士・相続診断士の藤井利江子氏のところに相談に来た山田さん(仮名)の例を参考にしながら解説します。