生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
高額商品を売りつける”悪”の電話マニュアル、「トリセツ詐欺」の手口
数十倍の値段で仏像を購入させる
詐欺や悪徳業者を摘発すると、たいがい騙しのマニュアルが出てきます。これは、詐欺のターゲットになった人を騙すための取扱説明書ともいえます。電話では「どういう言葉で騙すのか」などが書かれています。今、取説(トリセツ)を使った騙しが跋扈しており、注意が必要です。今回は、悪徳商法の手口についてみていきます。
米国産牛肉はどれだけ安くなった? 「イオン」が関税引き下げで価格改定
人気の2品目が値下げに
1月1日から発効した日米貿易協定。日本は米国産の牛肉やワイン、チーズなど8,000億円規模の農産物に関して、関税の引き下げを実施しました。これを受けて、流通各社も販売価格の改定に踏み切り始めています。大手スーパーのイオンも、その中の1社。1月9日から、全国の約540店舗で米国産牛肉の販売価格を改定しています。今回の価格改定によって、牛肉の価格はどの程度、安くなったのでしょうか。価格改定に合わせて報道陣に公開された販売現場を取材しました。
発達障害の特性を強みとして活かす、1000回開催されたワークショップ
社会適応ではなく、社会活用を目指す
サービス業などの人間相手の産業が主流となった現代の日本では、発達障害と診断される人の数が増えています。発達障害の当事者であり、コミュニケーション力向上のためのワークショップを1000回以上開催してきた冠地情さんの初めての著書が今回発売されました。その本「発達障害の人の会話力がぐんぐん伸びる アイスブレイク&ワークショップ」(講談社)には、発達障害の特性を強みとして活かすための技法が詰まっています。
お金を貯めるためにすべきこと、今年のカギは「節税」と「備え」
ファイナンシャルプランナーに聞くお金の貯め方
いよいよ2020年の幕開けですね。今年の国内のビッグイベントといえば、東京オリンピックですが、海外にも目を向けると、アメリカ大統領選などもあり、国内外で世界経済に影響を及ぼしそうなイベントが目白押しです。また、国内では昨年からの消費税増税の影響もありそうです。そんな中、今年こそ、お金を貯めるぞ!と意気込んでいる方も少なくないことでしょう。今回は、2020年にお金を貯めるためにやるべきことについてお話します。キーワードは「節税」と「備え」です。
「目標があっても毎月赤字で貯められない」42歳シングルマザー
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、万が一に備えて生活費1年分を貯めたいという42歳シングルマザー。ですが家計は毎月赤字、ボーナスで補てんする日々だといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。中2の子どもがいる、シングルマザーです。固定費にかかるのか、毎月赤字です。足りない分はボーナスで補てんしています。まずは、生活費1年分くらい貯蓄して万が一に備えたいと考えています。ただ、今の支出でどう貯めたらいいのかわかりません。家計が黒字になったら、つみたてNISAを始めたいですし、ゆくゆくは家を建てたいとも思っています。<相談者プロフィール>・女性、42歳、バツイチ・子ども1人:14歳(中2)・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:24万円前後・年間の手取りボーナス額:70万円・毎月の世帯の支出目安:24万円【支出の内訳】・住居費:6.5万円・食費:4万円・水道光熱費:2.5万円・教育費:3.5万円・保険料:1.3万円・通信費:1.5万円・車両費:1万円・お小遣い:1.5万円・
夫亡き後、未成年の子どもがいるとマイホームを売却するのに時間がかかる理由
相続人の権利は未成年の子どもにも平等
不慮の事故で亡くなった夫。遺された妻は悲しみに暮れる暇もなく、ひとりで3人の子どもを養っていかなければなりません。妻は、夫が遺してくれたマイホームを売却する決心をしますが、マイホームの名義を亡くなった夫から相続人である妻に変えるのは簡単なことではありませんでした。なぜなら、未成年の子どもたちにも相続権があるからです。自分が亡くなった後に大切な家族が困らないように、子どもが生まれたら、自分名義の住宅を購入をしたら、遺言書の作成をしておいた方がいいといいます。
タイに移住した日本人、銀行口座やクレジットカードはどう扱っている?
タイ暮らしのマネー管理・基礎編
タイに十年以上定住した経験のある筆者が、タイ移住へのステップを紹介する当連載、今回のテーマは「移住の資金」についてです。タイに暮らす7万人超の日本人はどうやってお金を管理し、使っているのでしょうか。口座はどうしているのでしょうか。皆さんの実例から見ていきます。
情報商材の“あり得ない”儲け話、どんな人が引っかかりやすい?
騙されやすいタイミングや時間帯がある
「1カ月で〇百万・〇千万稼げます」……。投資や副業などで儲かるノウハウやシステムを教えると称し、高額のお金を要求する情報商材のトラブルがネット上にあふれています。業者はFXや仮想通貨、転売などと手を変え品を変え、甘い言葉で消費者を誘惑してきます。しかしうたい文句ほど儲からないばかりか、多数の被害者を出して集団訴訟が起きたり、詐欺などの悪質な刑事事件に発展したりするケースも少なくありません。ただ、こういった一見荒唐無稽な儲け話に対しては、「私なら絶対引っかからない」と思う人が実際は大半ではないでしょうか。危険なネット上の情報商材の「引っ掛けるメカニズム」を分析した前編に続き、今回迫るのは「どんな人がどんな心理状態で商材のワナに引っかかるのか」、加えて「引っかからない対策」。情報商材のトラブルに詳しいあまた法律事務所(東京・文京)の豊川祐行代表弁護士に話を聞きました。
年始めに「固定費」を見直して、貯まる人になろう!
お金の見直し計画
ほんの少しゆとりができる年明け。実は、自分のお金まわりを確認する大チャンスです。特に、「固定費」といって毎月一定額かかるお金について確認すれば、気づかなかった無駄を減らすことにつながり、その分お金が貯まるようになるのです。今回は、年始めにぜひ取り組みたい、「固定費」の確認方法についてお伝えします。
「必ず〇千万円儲かる」 ネットで誘惑する情報商材の“甘い罠”
トラブルの主流は「FX」
投資、副業、仮想通貨……。「こうすれば必ず●●万円儲かる」などとうたったビジネスがネット上にはあふれています。途方もない金額が簡単な手段で手に入るなんて、見るからに怪しげで、「自分だけは引っかからない」とつい思いがちです。しかし、こうした「情報商材」といわれる手口のビジネスには、「言う通りにお金を払って実行したのに損した」と被害を訴える人が後を絶たず、集団訴訟に発展するケースも多発しています。ネット上の怪しげなビジネスは一体、どのようなメカニズムなのでしょうか。情報商材のトラブルに詳しいあまた法律事務所(東京・文京)の豊川祐行代表弁護士に話を聞きました。
自分のマンションのゴミ捨て場に勝手にゴミを捨てる人を訴えられる?
ゴミ問題は近隣トラブルの元
住民同士のトラブルは様々なものがありますが、特に多いのがゴミによるもの。分別ルールを守っていない、収集日を間違えるなどしたことを発端に諍いが起こり、凶悪犯罪に発展することもあります。
増税でおせち料理や帰省費用は節約傾向?でもお年玉は減らせない事情
年末年始の出費に「影響」7割
消費税率が8%から10%に引き上げられて約3ヵ月。キャッシュレス決済によるポイント還元制度の導入がありましたが、消費マインドの冷え込みは続いており、いまだに回復する兆しが見えません。年末年始はお年玉、帰省の交通費、おせち料理など出費が重なるシーズン。消費増税は、これらにどのような影響を与えるのでしょうか。
年末年始は特に注意 答えてはいけない「アポ電」の巧妙なテクニック
公的機関を騙るケースも
12月23日の深夜、再びアポ電強盗が発生しました。2月には、詐欺の事前電話をかけた後に家に押し入り、高齢女性が縛られて、亡くなるという痛ましい事件も起きています。なぜ、師走の時期にこの手口が発生したのでしょうか? また、私たちがアポ電からの被害に遭わないための対策についても、警察が公開した音声をもとに考えます。
結婚相手に家事能力を期待する時代は続く?年の瀬に考える夫婦の家事分担の行方
家事能力より大事な妥協点の共有
結婚しないライフコースを歩む人々が増えています。これまで少子化に関する議論等で注目されることの多かった50歳時点で一度も結婚したことがない男女の割合は、2040年には男性が29.5%、女性が19.5%になると推計されています。一方で、国立社会保障・人口問題研究所の調査では18~34歳の独身男女の約9割が「いずれ結婚するつもり」と答えており、依然高い水準が続いています。若い世代の多くが結婚の意向を持っているにもかかわらず、結婚しない人が増えているのはなぜなのでしょうか。今回は、独身男女が結婚相手に望む条件の変化や、夫婦の家事分担に関するデータからこの点について考えます。
通帳と源泉徴収票があればOK!家計総決算を簡単にする方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、趣味などに自由にお金を使っているという結婚2年目のDINKS。家計簿をつけていないため、いくら貯金ができているのかわからないといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。結婚2年目の共働き夫婦です。去年は、「結婚式や新婚旅行、引っ越し代などの新婚生活準備のため、特別な出費があるので貯金ができなくても仕方がない」と言い訳ができたのですが、さすがに2年目に入ると、その言い訳が通用しないと感じています。今年は、特別な支出もほとんどなく、生活は落ち着いていますが、まだ子どもがいないので、互いの趣味などに自由に使ってしまっています。それでも、なんとなく貯金ができている気がするのですが、実際にはどのくらい貯金ができているか分かりません。また、家計簿をつけて貯金をしようと思うのですが、夫はそんなに心配しなくて大丈夫だと言います。今の生活水準をこのまま続けてもいいのかもわからず不安です<相談者プロフィール>・女性:28歳・会社員、既婚(夫:30歳・会社員)・世帯
ヘルシーな手作り「サラダチキン」レシピ
もう一品!に便利
最近ではコンビニエンスストアでも売られているサラダチキン。タンパク質も豊富な鶏ムネ肉は食べ応えもあり、かつ脂肪分が少ないのでとってもヘルシー。メインのおかずだけでは物足りない!と言う時にはチキン入りのサラダを。発酵調味料で和えて、身体も喜ぶおかずです。
今年は要注意!「年末年始のATM利用制限」で困るのはどんな時?
大晦日から三が日に大規模メンテ
金融機関をつなぐATMネットワークシステムのメンテナンスが、2019年12月31日深夜から2020年1月4日未明に実施される予定です。全国銀行協会(全銀協)は「年末年始のATMの利用に制限がかかる」と注意を呼びかけています。長期休暇中は現金が必要になる場面も少なくありません。メンテナンス期間中は、具体的にどんなリスクを想定しておくべきなのでしょうか。
“おせち難民”に朗報?ローソン「100円おせち」が意外と侮れない理由
5年で販売個数は2.3倍に
あと1週間足らずで、新しい年がやってきます。正月の食事といえば「おせち料理」。特に2020年は令和初の正月ということもあり、楽天市場の調査によると、全国の20~60代の男女1,000人のうち、61.2%の人が「おせちを食べる予定」と回答しているそうです。しかも同じ調査では、おせちを食べる人のうち、64.7%が「おせちを購入する予定」と回答。おせちは「作る」時代から「買う」時代へと変わってきているようです。とはいえ、宅配のおせちを購入する場合、遅くとも12月27日までの予約が必要というのが一般的。人気の業者では、それよりも前に売り切れてしまうこともザラです。おせちを頼もうと思っていたのに、うっかり頼み損ねてしまったという人も少なくなさそうです。そんな時代背景を反映してか、最近、ローソンストア100が“おせち難民”たちの駆け込み寺となっています。なぜローソンストア100の「100円おせち」が人気になっているのでしょうか。12月に開かれた先行試食会の様子から、人気の理由を探ってみます。