生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
「不妊治療」による家計の負担を減らすために、知っておきたいお金のこと
助成金や医療費控除を使いこなそう
不妊治療は高額になることがあり、家計を圧迫してしまうことが珍しくありません。しかし、公的制度を使いこなし、家計を工夫することで、経済的な負担を軽くすることができます。知っているのと知らないのでは大違い!不妊治療でかかるお金や役立つ制度などについてご紹介します。
都市型スーパー銭湯が「光るサウナ」を始めた理由
東京駅も彩った演出がサウナにも進出
漫画『サ道』がテレビ東京系列でドラマ化されるなど、サウナのブームが続いています。従来は中高年男性が利用するイメージが強くありましたが、SNSなどをきっかけに若者や女性にも人気が拡大。サウナの愛好家は「サウナー」と呼ばれ、温冷交代浴で「ととのう」といった“専門用語”を使って交流を深めています。そうした中、東京都品川区にある「おふろの王様 大井町店」が11月1日リニューアルオープンします。目玉は、都内初という「プロジェクションマッピング 《ロウリュウ》」の導入です。どのような狙いがあるのか、オープン前に開催された内覧会の内容から探ります。
60代以降もできれば"収入につながる活動や仕事"をしたいけど
誰かを支える活動が健康につながることも
「人生100年時代」は、長期化する人生をカバーするための計画的な資産形成(資産寿命の延伸)がこれまで以上に求められます。その最も心強い対策は、年齢にかかわらず、できるだけ長く“働く”ことでしょう。近年では、60代以降の就労が健康維持につながる可能性があることや、仕事や趣味を含む多様な社会的活動に主体的にかかわることが、高齢期の心身の健康維持によい影響をもたらすことも明らかになっています。そこで今回は60歳以上の男女における社会的活動の実態や、望ましい高齢期の生活についての意識に関する調査結果をご紹介します。
「消費のルール」に縛られない10代、個人間取引の利用率は40代の2.5倍以上
‟買わずに使う”新たな消費
生活者の新しい消費観・消費行動を解説する連載の第3回。昨今、個人間取引や所有せずに定額で利用できるサブスクリプションなど、消費周りの新しいサービスが次々と登場しています。では、これらのサービスはどの程度広がっているのでしょうか。今年5月に実施した「消費1万人調査」のなかで、「現在利用している」と回答した人と、「今後利用したい」と回答した人の割合をそれぞれ見てみましょう。
家電量販にも広がる「時価販売」、消費者のメリットは大きい?
観光の値上がりイメージが強いけれど…
家電量販店大手のノジマが10月21日、184ヵ所ある全店舗にダイナミックプライシングの導入が完了したことを公表しました。需給に合わせて随時価格が変わるダイナミックプライシングは、ホテルやエアラインではかなり以前から導入されています。小売りの世界でも、Amazonではすでにお馴染みですが、リアル店舗ではまだまだ珍しい存在です。ノジマによれば、100店舗以上を展開する小売り大手としては、全店導入は国内初だそうです。年末年始や連休などの時期に、ホテルやエアライン、長距離バスなどの価格がハネ上がるので、「価格を上げる」ことで事業者が儲かるイメージのほうが強いですが、実際のところは「価格を下げる」ほうに、より高い効果があるようなのです。
第2子が欲しいけど… 住宅ローンと浪費癖で高収入なのに貯蓄はわずか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、高収入であるものの重すぎる住宅ローンを背負った45歳の男性。浪費癖も重なり貯蓄は200万円、もう1人子どもが欲しいといいますが……。FPの坂本綾子氏がお答えします。収入はそれなりにありますが、 年齢に対しての負債が大きいこと、また1歳の長男がいるのですが、もう1人子どもがほしいと考えた時、現状のままだと教育資金、老後資金がままならないのではと不安になっています。浪費癖が染みついているため、あればあるだけ使ってしまいます。もし2人目ができて、子どもを中学から私立に進学させて、夫婦の老後も考えた場合、今後どの程度のお金が必要になるのでしょうか。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、45歳、既婚(妻:39歳、会社員)・子ども1人:1歳・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:150万円・年間の手取りボーナス額:50万円・毎月の世帯の支出目安:140万円【支出の内訳】 ・住居費:55万円・食費:15万円・水道光熱
スペインの軽減税率、店内で飲むビールが安上がりな理由
30年以上前から導入済み
日本でも10月1日からスタートした、消費税の軽減税率制度。新しい制度ということもあり、商品を売る側にも買う側にも様々な戸惑いがあるようです。一方、ヨーロッパでは軽減税率導入は進んでいて、例えばスペインは30年以上前からを採用しています。とはいえ、制度の導入当初からスペイン国民に受け入れられたわけではなく、適用される税率をめぐり様々な議論が巻き起こってきました。今回の記事ではスペインの軽減税率のシステムと、この制度のスペインでの歴史について取り上げます。
新型たばこ、急拡大の裏側に潜む“知られざる健康リスク”
米国では販売規制の動きも
ここ数年、愛用する人が急激に増えた「IQOS(アイコス)」や「glo(グロー)」などの新型たばこ。なんとなく、紙たばこよりクリーンなイメージを持つ人もおり、「紙たばこは禁止だが、新型たばこならOK」という飲食店も出てきました。しかし、米国では「ベイプ」とも呼ばれる電子たばこの健康被害が社会問題となり、政府は販売禁止の方針を打ち出しています。実は日本は世界一、新型たばこが普及している国といわれ、警鐘を鳴らす専門家もいます。
新米や旬の野菜やフルーツをメルカリで手に入れる、買う時の注意点は?
意外と人気な食料カテゴリー
消費税が10%に上がり、これまで以上に「節約」を意識している人は多いかもしれません。食品は消費税8%のままですが、少しでも安く買いたい気持ちは変わりないと思います。そんな時使って欲しいのが、メルカリです。旬の食品もたくさん出品されていて、実は取引も活発。たとえば9、10月には新米もたくさん出品されていました。でも、食品なので買うのを躊躇してしまうかもしれませんね。そこでこの記事では、新米や野菜、果物などの食品をメルカリで買うときのポイントを紹介していきます。
銀行口座はいくつ持てばいい?お金を上手に貯める口座の使い分け
ズボラな人でも大丈夫!最低限のお金管理を始めよう
銀行口座、いくつ持っていますか?「給与振込口座、一つだけ」という方もいるでしょうか。もしくは「昔作った口座があるけれど、しばらく見ていない」という方もいるかもしれません。お金を上手に貯めるには、実は銀行口座の使い分けも重要です。今回は、お金が貯まる人になるための、銀行口座の数についてお伝えします。
未就学児2人でも仕事・育児を両立、起業ママが明かす「時間管理術」
バリキャリ母の3大鉄則とは?
筆者は、作り置き料理のサブスクサービス「シェアダイン」の共同代表を務めるとともに、保育園年長の長男と3歳の娘という2人の未就学児を抱え、仕事と生活を乗り切るのに精いっぱいな毎日を過ごしています。元同僚と一緒に出張料理サービスの会社を起業してから2年。子育てとスタートアップの共同代表としての仕事をなんとか回していくために、1日24時間をどのように使っているか、私なりの工夫をご紹介したいと思います。
がん統計専門家が教える「トンデモ医療情報」に騙されないための知識
働く世代が1年間でがんになる確率は?
私はこれまでがんの早期診断・検診の研究に取り組んできました。「がん」というと、ちょっとひいてしまうという方も多いと思います。「がんは怖い病気で、とにかく早く見つけて治療してしまえばいい」とお考えになられる方も多いと思いますが、そうとも限らないのです。以前、私が検診で見つけた肺がんの患者さんは、早期だったのですが手術を拒否されていました。ご親戚の方の説得もあり、結局手術を受け、無事に退院されました。しかし、退院半年後に脳梗塞を発症し一命はとりとめたものの、意識は戻りませんでした。結果的に、この方にとって手術を受けたこと、ひいては検診を受けたことに意味があったのか?考えされられるケースです。このように「がんだから○○」と簡単に決められるほど、単純ではありません。「がん」という言葉を聞くだけで、ちょっと引いてしまうという人も多いと思います。特にネットの世界では、がんに関してのトンデモ情報があふれているので、さまざまな誤解をされている方も多いでしょう。たとえば、「がんになったらもう働けない」「がんは遺伝する」「がんになっても、ブラジルの奥地で発見された○○を飲んで免疫力を高めれば手術しないで治
消費税増税を乗り切れる?プレミアム付商品券を上手に活用しよう
住民税非課税者・子育て世帯必見、25%のプレミアムとは?
2019年10月1日からの消費税の税率引き上げに伴い「軽減税率制度」「キャッシュレス決済に対するポイント還元制度」をはじめ、家計を助けるさまざまな政府の対応も実施されています。そのうちの1つ「プレミアム付商品券」についてご紹介します。
53歳パート主婦、今さらiDeCoに加入するメリットはないの?
老後2,000万円問題を少しでも解消できるか
老後2,000万円問題の報道もあり、資産運用を始めようと思っている人も多いかと思います。特に50代は教育費の目処もつき、老後資金を貯めるラストスパートをかけたいところです。
親切を装ってつけ込む、サギ電話に対抗するには「面倒くさい人になる」
「小さなうそ」をつくのも重要
なかなか減らない特殊詐欺。ニュースを見ながら、「これだけ注意喚起されているのに、なんで、だまされるんだろう?」と思う人もいるかもしれません。しかし、詐欺や悪質商法に詳しいジャーナリストの多田文明さんは、「『私はだまされない』という人のほうがだまされやすい」と言います。手を変え品を変え、だまそうとしてくる特殊詐欺の“トレンド”について聞いた前回に続き、今回はだまされないための「ガードテクニック」について伺いました。
年金の不安や疑問、「年金制度が崩壊」「年金が2割減る」「年金はあてにできない」は本当か
年金の不安や疑問を解消したい
「老後資金2000万円問題」で、年金だけでは、老後の生活が厳しいと言うことを再認識された方も多いと思います。また財政検証の報告では「年金が2割減る」というニュースが取り上げられていました。このように年金については、否定的な報道がよくされています。年金のことを心配している人が多く、「はたして自分の年金がキチンと受け取れるのか?」また、「年金なんかあてにならない」「年金に頼らない方がいい」などと思う人もいるようです。不安なのはわかりますが、本当にそうなのでしょうか?今回はそんな疑問に答えてみたいと思います。
保存ができる「手作り鮭フレーク」で簡単「鮭と茗荷のちらし風混ぜご飯」を作る
秋を味わう無添加の保存食
おにぎりの人気の具材といえば鮭。オールシーズン売られている魚ですが、日本で鮭と言えば白鮭を指します。そして、この時期よく目にする「秋鮭」も白鮭のことなのです。鮭は川で産まれ海へ下り、数年かけて成長すると産卵のために生まれ故郷の川へ上がり一生を終えます。この、川へ戻る9月~10月頃が水揚げのピーク。「秋鮭」と呼ばれ市場に出回るのです。今回は少しずつ秋鮭を味わえるよう、保存のきく一品をご紹介します。アレンジを楽しみながら、秋の味覚をゆっくり大切に味わってくださいね。
「給与はすべて生活費に消える…」アラフォー独身の非正規女性
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、契約社員として働くアラフォーの未婚女性。結婚の予定もなく、月20万円の収入はほぼ生活費に使い果たし貯蓄ができず焦っているといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。契約社員として働いています。給料は時給制なので、収入は勤務日数により19万円~22万円ほどの間で変動します。今の悩みは、ボーナスがないため、貯金が増えないということです。基本的に海外旅行などはせず、大きな買い物もしない方です。お給料を生活費で使い果たす感じですが、月に2~3万円の貯金ができたとしても、年に2,3回の帰省(往復で3万円程度)と、使い捨てのコンタクトレンズ代に使うとなくなってしまいます。若いころはこの状況でも「まあいいか」と思っていたのですが、気が付いたら間もなく40歳。まだ相手もいなく、年齢も年齢なので無理かもしれませんが、結婚し、子どもを一人くらい育てたいと思っています。年齢のこと、金銭的なことを考えると、少々焦ってしまいます。収支を見直すにあたり、家賃が高いと指摘を