生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
「100均」「フリマアプリ」人気が示す、女性の「お得さ」志向
1万人調査から読む「平成の消費観」
博報堂生活総合研究所は今年、「消費」をテーマに研究を行いました。この連載では、全国の15~69歳の男女1万人を対象に実施した「消費1万人調査」と、生活者から直接話をうかがったデプスインタビューの内容を中心に、生活者の間に生まれつつある新しい消費観・消費行動について解説していきます。「消費1万人調査」のなかで、平成に登場した商品・サービス・政策・流行などを生活者に提示し「自身の買い物や消費、お金のやりくりに対する考え方・行動に大きな影響を与えたと思う」ものを回答してもらったところ、様々なことがみえてきました。
マック「100円コーヒー」が全面刷新、カフェ難民の救世主になるか
価格は据え置きで本格派の味に
10月1日の消費増税に伴い、カフェなどの外食店舗でイートインした際の消費税率が10%に上がりました。わずか2%の上昇とはいえ、仕事の合間などにカフェを頻繁に利用していた愛好者には、小さくない負担となっています。中には、これまで使い慣れていたカフェの利用を見合わせ、予算に合った価格帯のカフェを探し歩いている人もいるようです。そんな“カフェ難民”にとって朗報となるかもしれない商品リニューアルを、日本マクドナルドが10月9日に発表しました。Sサイズ100円で提供してきた「プレミアムローストコーヒー」を約3年ぶりに全面刷新したのです。しかも、販売価格の100円は税込み価格で据え置き。はたして、リニューアルの中身はカフェ難民たちの肥えた舌にかなうデキになっているのでしょうか。
もらい火による火災で無一文に…生活を立て直すための手順
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、もらい火による火災被害にあい、貯蓄を使い果たしたという29歳の男性。火災被害にあった時にすべきこととは何でしょうか? FPの長尾義弘氏がお答えします。現在、賃貸マンションで一人暮らしをしていますが、もらい火による火災によって持ち物を消失しました。こちらの過失はありません。所得税の控除など、何かやった方が良いことはありますか? 火災保険で180万円程が支払われる予定ですが、損失額は不明です。おそらく200~300万円程度だと思います。<相談者プロフィール>・男性、29歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:25万円・年間の手取りボーナス額:80万円・毎月の世帯の支出目安:23万円【支出の内訳】・住居費:6万円・食費:5万円・水道光熱費:1万円・教育費:なし・保険料:なし・通信費:1万円・車両費:なし・お小遣い:4万円・奨学金返済:6万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:2万円・現在の貯蓄総額:0円(火災後の生活の立
転職すると収入が大幅ダウン、教育費の山場を乗り切れますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、転職を考えているという38歳の男性。しかし大幅な収入ダウンが見込まれるため、子ども3人の教育費と老後資金が足りるか心配だといいます。FPの高山一恵氏がお答えします。今の仕事が精神的に耐えられず転職を考えています。転職すると収入は大幅にダウンすると思われます。今までの貯蓄から子どもたちの進学費用を捻出した後、夫婦で老後生活を送るのには、どれくらいの収入が必要でしょうか。子どもたちは3人とも公立中学に進学し、希望があれば高校から私立も検討するつもりです。その際の高校から大学7年間の3人分の学費は最大で2700万円必要となると予想しています。私は現在単身赴任で、あと2年半は今の仕事でがんばるつもりですが、その後は自宅から通えて精神的ストレスが少ない職種を希望しております。子どもたちが独立した後、生活費は下がると考えております。長男が小学校に入学後は、妻も仕事を増やすことができるので、夫婦で手取り月35万円が実現できれば、子どもたちの進学など出費の山場
ほっと温まる「じゃがいものポタージュ」の作り方
シンプルなスープのレシピ
まだまだ暑さが残りますが、冷たいものばかりでなく、温かいものも欠かさず取り入れたいもの。常備菜の定番、じゃがいもと玉ねぎを使って、ほっこり優しいポタージュを。温かいスープは、やっぱりホッとするもの。暑くて暑くて仕方のない時には、冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけますよ。
数字で示される「オレオレ詐欺で母親が狙われる理由」
なぜ、母親は"金づる"にされるのか
詐欺師「母さん?オレ。久しぶり。元気にしてた?」女性「あらカズ君?久しぶり。どうしたの」詐欺師「実は会社の金を使い込んじゃってさ…/事故を起こしちゃって示談金が必要なんだ…/女性を妊娠させてしまって…」というのが、典型的なオレオレ詐欺(各種シチュエーションがあります)。娘を名乗る「アタシアタシ詐欺」ではなく、息子を名乗る「オレオレ詐欺」が圧倒的に多く、被害者は父親ではなく母親。なぜこの母&息子パターンで、詐欺が行われてしまうのでしょうか。そこには、“金づる”としての「母親」に関するデータの裏づけがありました。
リフォーム会社選びで陥りがちな大きな誤解(前編)
数百万円の費用を有効に使うには?
数百万円というお金をかけて行うリフォームは、どこの会社に依頼するか頭を悩ませるもの。今回のテーマは「リフォーム会社選びの大きな誤解」です。リフォーム情報サイト「SUUMOリフォーム」の編集長を務めている筆者が今まで相談を受けた中で、「大きな誤解をしている」と感じたことが多々あります。前編では誤解しがちな部分とその答えを、後編ではリフォーム会社選びの際によくありがちな失敗とその回避法について、解説したいと思います。
カードとPay決済どう使う?電子マネーを18年使った著者のリアルな使い勝手と節約術
還元率だけで選ばない、自分に合ったものを
買い物の支払い方法として、現金、クレジットカード、電子マネーがあったところに、この1年ほどで一気に賑わってきたPay決済が登場。Pay決済はまだ広まりはじめたばかりということもあり名前が安定しておらず、コード決済やスマホ決済として紹介されることもありますが、今回はPay決済としてまとめて紹介いたします。10月1日から始まったキャッシュレス還元で改めて注目が集まっている支払い方。多様化した今、何をどう使うと節約になるのか、還元率だけではなくそれぞれの支払い方法にどのような利点があるのかを考えてみたいと思います。
消費増税後は「自動車関連の税金」も激変、エコカーの魅力がさらに高まる?
70年ぶりの大減税
2019年10月1日より消費税が従来の8%から10%に増税となりました。ひと言で“増税”と言っても食品や外食などでは「軽減税率対象商品」などもあり、消費者にはややわかりづらいという声も聞こえてきます。それでは自動車の世界では今回の増税はどのように捉えればよいのでしょうか。また増税後は何が変わり、自動車の購入時やその後の付き合い方はどのように変化していくのでしょうか。 【表5枚】自動車税の仕組みと減税後
家と車に大金を費やしたら、子ども4人の教育費が足りるか不安に
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、共働きでコツコツと貯蓄を増やしてきた40代夫婦。ここ最近、立て続けに住宅や車の購入に大金を費やしてしまい、この先お金が足りるのか不安になってきたといいます。家計再生コンサルタント横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。結婚してからの18年間、産休や育休の期間以外はずっと正社員として働いてきました。収入が2人分あるにもかかわらず節約を意識し切り詰めて、お金をかなり貯めてきました。この度気に入った物件があったことと、子どもも中2、中1、小4、小2と大きくなり、生活も落ち着いてきたため、4000万円程のマンションを購入しました。頭金に2000万円を入れ、残りは住宅ローンを組んでいます。そのほか、500万円ほどの車を現金一括で購入したりして、今の貯蓄の残りは2000万円ほどです。その時は「がんばって貯めてきたし」「すごくほしいと思えたから」と、いろいろ理由をつけて購入しましたが、お金を払った後となる今、子どものお金が足りるのかと不安に
親の元カレ元カノを知っていますか? 介護が始まる前にやるべきこと
「エイジング・リテラシー」と「親への理解」
介護支援ビジネスを手がける株式会社リクシスの副社長で、介護支援メディア『KAIGO LAB』編集長・酒井穣氏に、介護離職のリスクを伺った前回。質の高い介護のために必要なのは、「家族の愛」よりもプロの力。家族はプレイングマネジャーになってはいけない、というお話を伺いました。そして、酒井氏は介護が“当たり前”になる社会を目前にしたいま「私たち一人ひとりのエイジング・リテラシーをあげる必要がある」と指摘します。
シングルマザーが実家を出るには?養育費が途絶えたときのための法改正
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、実家を出たいという30歳のシングルマザー。今は別れた夫から養育費をもらっているものの、この先ずっともらえるとは思っていないため、金銭的に不安だといいます。FPの前野彩氏がお答えします。バツイチで子どもと実家住まいです。実家を出たくて賃貸住宅を探していますが、金銭的に不安です。どのように予算を立てて、段取りをすれば問題ないでしょうか。地域の家賃は安くて6万円程度です。養育費は、元配偶者の手取りの約3分の1をもらっています。相手に離婚事由があり、現在の額で公正証書を作成しましたが、ずっともらえるとは思っていません。 〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、バツイチ・子ども:1人(3歳)・職業:会社員・居住形態:親の家で同居・毎月の世帯の手取り金額:24万円(給与17.5万円、養育費5.5万円、児童手当1万円)・年間の手取りボーナス額:80万円・毎月の世帯の支出目安:14~15万円【支出の内訳】・住居費:6万円(実家に入れているお金、食費、光熱費含む)
よくわかる軽減税率のキホン【おでかけ編】 おトクに外出を楽しむには?
家ナカ消費がやっぱり得策?
いよいよ、明後日に迫った消費増税と軽減税率の適用開始。第3回は、外食やテイクアウトの税率、交通などのチケットについて考えます。食料・飲料は軽減税率の対象ですが、それをイートインで食べたり、お店の料理をテイクアウトしたりした場合の税率はどうなるのでしょうか。軽減税率に詳しい、楽天市場・トレンドハンターの清水淳さんに解説してもらいます。
LGBTの人も使える死亡保険が増、でもやっぱり不利?生命保険料控除や相続税はどうなるか
自動車保険も同性パートナーに対応を
死亡保険で保険金の受取人に指定できるのは、「戸籍上の配偶者、または2親等以内の血族」です。生命保険の受取人はだれでも指定できるわけではありません。それはなぜかというと生命保険を利用した犯罪やモラルリスクのために決められているのです。では、内縁の妻(事実婚)という場合は、生命保険の契約はどうなるのでしょうか? また、同性パートナー(LGBTの方)は、生命保険を利用することができるのでしょうか?今回は、性的マイノリティーであるLGBTの方が保険を利用するときのお話しをしてみましょう。
夏の疲れた体に「生姜鶏そぼろとしし唐のおにぎり」
手軽に秋バテ対策!
暑かった夏も一段落し、朝晩涼しくなってきました。真夏に比べて過ごしやすい筈なのに身体がだるい、寝ても疲れがとれない、仕事や家事にやる気がおきない…そんな症状はありませんか?そんな方は、知らぬ間に血の巡りが悪くなっているのかもしれません。暑い夏に摂取した冷たい食べ物や飲み物による“内臓冷え”冷房の効いた部屋と外気温との温度差によって起こる“冷房冷え”これらの冷えによって自律神経のバランスが乱れてしまい、秋口まで不調が続いてしまう“秋バテ”を感じている人が増えているそうです。涼しくなる秋を元気に過ごす為に、徐々に身体を温めていきましょう。心も体もホッと温かくなる、鶏そぼろおにぎりのご紹介です。身体を芯から温めてくれる食材“生姜”をたっぷり使用しました。秋が旬の食材“きのこ”の旨味もプラスして、食欲を刺激するしし唐でアクセントをつけました。しし唐をピーマンに変えれば、学校から帰ってきたお子様のおやつにもバッチリです。炊き上がった白米に具材を混ぜるだけ、冷めてもしっとり美味しく召し上がれます。身体の中から温めて、秋を心地よく元気に過ごしましょう。
消費税増税でペットへの影響はあるの?買っておいた方がよい物とは
知っておきたいペット保険や動物病院の診療費、火葬料
10月から実施される消費税増税。ペットと暮らしている人たちは、増税によってペット関連費用にどの程度の影響があるのか気になるのではないでしょうか。今回は、増税前に知っておきたい事についてお話しします。
ハゲないためのオトコの「正しいシャンプー方法」を極める
薄毛予防のための基本ヘアケア
古今東西、男性の美容上の悩みで筆頭に挙げられるのが、頭髪周りのトラブルです。特に薄毛はデリケートな問題ゆえ、なかなか人に相談することが難しいもの。頼りのウェブの情報も玉石混淆。正しいものもあれば、根拠のない民間伝承や怪しげなおまじないに近いものまであり、どれを信じてよいのかわかりません。そこで、今回はヘアケアの基本を取り上げましょう。
よくわかる軽減税率のキホン【ハレの日編】 セット商品で明暗
ポイントは「一体資産」のとらえ方
10月1日から、消費増税の負担軽減策として導入される軽減税率。しかし、制度が複雑で、小売りの現場でも十分に理解できていないという声もあります。前回はスーパーで買う人も多い「食品・飲料」の軽減税率を取り上げましたが、今回は特別な日の商品について考えてみます。軽減税率のキホンを理解し、消費増税を賢く乗り切るコツは、どこにあるのでしょうか。