老後
セカンドライフや老後の年金、相続など、将来の生活に役立つ情報を紹介。
FPならどう運用する?「手取り年収350万と元手700万でセミリタイアを目指したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の女性。手取り年収は350万円ほど。運用資金700万円を元手に、セミリタイアを目指したいと言いますが、希望は叶うでしょうか? FPの伊藤亮太氏がお答えします。いずれセミリタイアを目指して、配当金である程度の生活費(約10万ほど)を得たいと思っているのですが、元手が700万くらいだとどのように運用していけば良いでしょうか。現在、つみたてNISAとiDeCoを満額まで利用しています。借金はありません。今度の予定だと公的年金は、国民年金15年分、厚生年金25年分でもらえるはずです(現在40歳)。【相談者プロフィール】・女性、40歳、会社員、独身・住居の形態:賃貸(一人暮らし、北海道)・毎月の世帯の手取り金額:25万円・年間の世帯の手取りボーナス額:50万円・毎月の世帯の支出の目安:約10万円【毎月の支出の内訳】・住居費:3万2,000円・食費:1万5,000円・水道光熱費:1万5,000円・教育費:3,000円・保険料:1,700円・通
せっかく用意した遺言書が無駄に!?知らないと無効になる書き方のルール
知っておきたい5つのポイント
遺言書は、自分が亡くなった時、大切な誰かに想いを伝え財産を引き継いでもらうために重要なものです。遺言書を法律上で有効なものとするためには、いくつかの注意点があります。これを知らないと、せっかくの遺言書が無効になってしまうのです。
不動産に株式に投資信託…資産が多岐にわたる場合、相続手続きの負担を減らすには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の男性。不動産や株式、投資信託など、複数の資産を持つ相談者。自分にもしものことがあったとき、相続手続きが複雑になるのを心配しています。よい方法はあるのでしょうか? 税理士の伊藤英佑氏がお答えします。投資用マンションや株式、投資信託、iDeCo、生命保険、金積立など分散投資をしていますが、自分が亡くなって相続する場合に、相続する側は複雑で手続きが大変になると感じています。将来的にはまとめるか、現金化するのが良いと考えておりますが、良い方法がありましたら教えてください。※離婚しており、15歳の子どもが1人います。※投資用マンションを2部屋ローンで購入したら、借り入れが多くなり自己所有のための住宅ローンが組めなくなってしまいました。【相談者プロフィール】・男性、40歳、会社員、離婚・同居家族について:離婚したため、現在はなし。子ども(15歳)とは別居・住居の形態:賃貸(神奈川県)・毎月の世帯の手取り金額:30万円・年間の世帯の手取りボー
高額所得者ほど「老後貧乏」のリスクが高い?破産に陥りやすい理由とは
突然生活スタイルは変えられない
2019年に「老後資金2,000万円問題」がありました。では、2,000万円を用意しておけば安心なのか?というと必ずしもそうとは言えません。とくに現役時代に高額所得者だった人は、もっとも注意が必要なのです。高額所得者ほど、老後貧乏になりやすいことを知っていますか?では、高額所得者の人は、どのくらいの老後資金を用意すればいいでしょうか?たとえば、6,000万円ぐらいの資金を用意できたとします。これで老後は安泰になると思っていたら間違いです。もしかすると、老後貧乏への道をまっしぐらに進んでいることになるかも知れません。逆に、現役時代に所得がそれほど多くなかった人の方が老後破綻になりにくいってこともあるのです。どうして、こんなことがあるのでしょうか?それは老後生活の「収支バランス」に鍵があります。理由を解説していきましょう。
年収650万・貯蓄5000万・持ち家あり独身なら45歳で早期退職して旅行を楽しめる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、45歳で退職したいという独身女性からのご相談です。現在は親の家で同居中の相談者。年収は約650万、貯蓄総額は5,000万円。仕事のストレスが大きいので、早期退職して旅行などを楽しみながらゆとりある暮らしをしたいと言います。希望は叶うでしょうか? FPの高山一惠氏がお答えします。45歳で早期退職したいのですが、可能でしょうか。年収は約650万円、貯蓄は約5,000万円、貯蓄の半分は投資信託です。退職金は1,100万円程度の見込みです。昨年、両親(73歳)が約2,700万円で戸建を購入し、同居しています。毎月5万円を生活費として入れています。この家は、私が相続する予定です。父親は軽い認知症を持っていますが、母は元気です。両親の貯蓄は約1億円程度あり、老後はそのお金で賄う予定です。弟は結婚して、家を出ており、両親の面倒は自分が見ることになりそうです。両親からは生前贈与を提案されており、私と弟はそれぞれ数年かけて500万円程度贈与を受ける予定です。両親が亡くな
60歳までに3000万貯めたい45歳女性。ローン返済と貯蓄ペースは今のままでOK?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳、会社員の女性。60歳までに老後資金2,000万円とリフォーム代1,000万円を目標に貯蓄している相談者。住宅ローンの残債が2,000万ほどありますが、ローン返済と貯蓄のペースは今のままで大丈夫でしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。 60歳までに老後資金2,000万円、リフォーム資金1,000万円を貯めるのが目標です。現在の貯蓄ペースでも達成可能かとは思いますが、投資の割合を上げて目標を前倒しし、60歳になる前に働くペースを落としたいと考えています。ただ、いくらまで投資をしても問題ないのか悩んでいます。また、住宅ローンを完済する時期も悩んでいます。住宅ローン減税期間終了後、変動金利が上がれば完済しようと考えていますが、預貯金の2,000万円の内半分近くは確定拠出型年金や財形貯蓄等、60歳未満で引き出すには旨みのない資産にしてしまっています。上記の資産を取り崩して完済に充てるか、投資に回している資金を充てるか、あるいは現金で可能な範
FIRE目指す40歳夫婦「株式インデックス投信100%で運用を続けてOK?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の男性。同い年の妻と夫婦揃って55歳での引退を目標に運用を行なっている相談者。現在は株式インデックス投信100%で運用していますが、今後もこのままの方針でよいのでしょうか? FPの伊藤亮太氏がお答えします。投資の出口戦略について相談です。現在は預金を1,500万円キープしながら残りは株式インデックス投信にすべて投資をしています。今後も1,500万円を超える部分はすべて投資する方針を貫いて行き、55歳で夫婦揃ってリタイヤするのが目標です。リタイヤ後は4%ルール(※)に従って取り崩しながら運用を続けることは決めているのですが、・ずっと100%株式で良いのか。どこかのタイミングから債券を混ぜたほうが良いのか。・混ぜる場合は株式を売却して、その分債券を買うのがよいか(売却益にかかる税金がもったいない気がしてます)。積立銘柄に債券のファンドを組み込んで比率を上げていくのがよいか。で悩んでいます。また、55歳以降は積立購入はやめる想定です。ち
住宅ローン返済を頑張ると老後資金が貯まらない。優先順位で悩むアラフォー夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、38歳、会社員の女性。会社員の夫と二人暮らしの相談者。現在住宅ローンの繰り上げ返済に力を入れていますが、その分老後資金の貯金ができないといいます。優先順位は? FPの家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。共働きの夫婦です。子どもはおらず、今後も生み育てる予定はありません。相談したいのは、将来の資金のつくり方です。貯金よりも先にローンを返済し終えることが大切かと思い、住宅ローンの繰り上げ返済に力を入れています。500万円貯まれば200~300万円繰り上げ返済をするようにし、7年間で1,200万円ほど繰り上げ返済をすると、5,000万円の住宅ローンの残金は2,300万円ほどになりました。ただ、貯まれば繰り上げ返済をしているので、貯金があまりありません。これから毎月順当に返済をしてもあと15年少々でローンは完済できますが、それでもやはり早く完済したいと思っています。貯金をしながら早期完済を目指すには、繰り上
56歳単身で資産約5000万、住宅購入を検討中。100歳まで安心のマネープランは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、56歳、会社員の女性。離婚後単身で生活している相談者。老後に備えて不動産の購入や運用の割合で悩まれています。FPが提案するマネープランは? FPの秋山芳生氏がお答えします。預金から投資資産へ資金を振り替えているが、投資資産を何割程度までにするのが妥当でしょうか。また、老後を考えて住宅購入を早く実行すべきか、その場合の妥当な予算について悩んでいます。65歳まで勤務が可能な職場ですが、業務のストレスも高く、あと10年近くフルタイム勤務が可能だと思えないため、早めにリタイアする事も考慮したいです。【相談者プロフィール】・女性、56歳、会社員、数年前に離婚後独身・同居家族について:子ども(25歳)は独立している・住居の形態:賃貸(神奈川県)・毎月の世帯の手取り金額:30万円・年間の世帯の手取りボーナス額:76万円・毎月の世帯の支出の目安:26万円【毎月の支出の内訳】・住居費:9万5,000円・食費:4万円・水道光熱費:1万円・保険料:3万円(個人年金)
親が認知症になった時に心強い制度「家族信託」ってどんなもの?
いざという時に困る「お金」と「家」に備える
親が認知症になった時に困るのが、銀行口座の凍結により生活費が引き出せなくなったり、不動産売買ができなくなってしまうことなどです。そんな法律の落とし穴に備えるために今注目されているのが、「家族信託」です。どんな制度なのでしょうか? 相続の専門家集団「アクセス相続センター」の税理士が解説します。
45歳で金融資産5400万貯まる予定「退職してパートでゆっくり過ごせる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、5年後に退職したいという40歳の女性からのご相談です。現在は独身でひとり暮らしをしていますが、退職後は実家に帰ってパートなどをして働きたいと考えています。そのような暮らしが実現可能かどうか、どんな点に注意が必要かを考えていきましょう。FPの氏家祥美氏がお答えします。数年後に退職して地元でゆっくり過ごしたいのですが、老後資金が足りるか心配です。大学卒業以降同じ会社に勤めていますが、転勤がある仕事で、現在は実家とは別の県で勤務しています。自分の能力に見合わない役職と感じていて、お給料は少なくなっても、もう少し負担の軽い仕事をしたいと思っています。今の会社で勤務する以上はそのような見込みはありませんので、可能であれば退職金の割合が上がる5年後に退職し、実家で暮らしたいと思っています。現在、実家には70代の母が一人で暮らしており、金銭的には独立している状況で、妹は結婚して家を出ています。会社を辞めてもパートなどで仕事はしたいと思いますが、実家は東北の片田舎で車
50代会社員「今から老後の備えに個人年金保険に加入は有効?」のお悩みにFPが具体例を元に解説
税制優遇を受けるには10年以上がポイント
「老後の備えに民間の個人年金保険は有効なのか?」加入を悩まれている55歳会社員Aさんからの相談を元にFPが解説します。
夫の役職定年まであと3年なのに学費はピーク。老後に備えるために今やるべきことは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、48歳、パートの女性。あと3年で夫が役職定年を迎え、給料は3割減の見込み。一方で2人の息子の学費はピークに達します。老後のために今やるべきことは? FPの横山光昭氏がお答えします。3年後、夫が役職定年します。役職定年後には退職金を1,000万円ほど受け取れる予定で、その後の給料は3割ほど減る見込みです。60歳で定年ですが、その後は65歳まで再雇用で働けることになっています。二人の息子がいますが、上の子は現在大学2年生、下の子は高校3年生、まだまだ学費がかかります。なんとかなる気もしますが、資産が減ることで老後資金が足りるかどうか心配です。投資にも興味はありますが、ネット証券で以前、損失を出したことがあり、不安です。ネット証券自体のセキュリティも、どうなのかと思っています。収支については、アプリで支出のみ管理しています。引き落としは口座で管理。全体的に把握はできていると思います。【相談者プロフィール】・女性、48歳、パート・夫(52歳 会社員)、
持ち家がないことが不安になった独身41歳。おひとり様の老後は賃貸か購入か?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、会社員の女性。独身で老後を迎える場合、年金で家賃を払う生活に不安を感じているという相談者。おひとり様の老後は賃貸か購入か、どちらがよいのでしょうか? 「横山光昭のFPコンサル研究所」のFPがお答えします。独身のまま40代になってしまいました。この先もずっと独身で、老後も一人で迎えるのだろうと思うと、今のままで良いのか不安になったので、相談させてください。今まではお金を貯めておけば老後は何とかなるだろうと思い、財形貯蓄(一般)を利用してお金を貯めてきました。毎月5万円以上を積み立ててきたので、今では1,000万円を超えるほど貯まっています。ですがここにきて、持ち家がないことが不安になりました。年金暮らしになると、家賃を払っていては生活が苦しくなると思うのです。ですから、財形貯蓄を頭金に、財形住宅融資などを利用して家を買ったほうがいいのかなと迷っています。また、今貯金を使ってしまうと、老後資金らしいお金が無くなります。先日知人の勧めで、老後
26歳、手取り月収20万「生涯独身でいくマネープランはこれで大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、26歳、会社員の女性。結婚も出産も望んでおらず、生涯独身で暮らしたいという相談者。現在のマネープランで老後生活に問題はないでしょうか? FPの薮内美樹氏がお答えします。 いつも楽しく拝見させて頂いています。最近になって自分が結婚も出産も望んでいないことに気付き、生涯独身でのライフプランを考え始めました。親族に負担をかけず安心して老後を過ごすため、30~35歳で終の棲家としてマンションの購入と老後資金作りを頑張りたいのですが、現状の維持で可能でしょうか。退職金がないので貯蓄に励んでいても若干の不安があります。また投資は殆ど個別株かつiDeCoも国内外株式100%にしており、リスクの取りすぎかどうか客観的なご意見を伺いたいです。【プロフィール】・女性、26歳、会社員、独身・住居の形態:賃貸(一人暮らし・東京都)・毎月の世帯の手取り金額:20万円・ボーナスの有無:なし・毎月の世帯の支出の目安:12万5,000円【毎月の支出の内訳】・住居費:5万3,0
アラフィフ夫婦、いくら支出を削減すれば早期退職は実現できる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は、53歳、会社員の男性。住宅ローンを払い終え、子どもも社会人になり、2年後に早期退職を考えている相談者夫婦。支出をいくら削減すれば実現できるでしょうか? FPの秋山芳生氏がお答えします。 私53歳、妻51歳の共働き夫婦です。住宅ローンは終わっており子どもも社会人になります。そこで、55歳(妻53歳)のタイミングで2人とも退職しようと思っており、その後の生活資金について検討しております。具体的には、退職後は毎月の生活費を現在の月45万円から35万円に圧縮した上で、年金受給までの間は家の修繕費用などの臨時の支出も含めて貯蓄を取り崩し、65歳以降は年金(月35万程度)と残りの貯蓄をあてることで賄えると試算しているのですが、実現可能性や留意事項などアドバイスをいただけると幸いです。【プロフィール】・男性、53歳、会社員、既婚・同居家族について: 妻、51歳、会社員、月収30万円 子ども、22歳・25歳・住居の形態:持ち家(戸建て、東京都)・毎月の世帯の
毎月400円だけで年金を増やせるお得な付加年金制度とは?フリーランスや自営業の老後対策
将来得をする制度を知ろう
喫茶店での珈琲は、リラックスしますね。私は、ほぼ毎日喫茶店で珈琲を飲んでいます。なぜかというと喫茶店で仕事をしているので、珈琲は欠かせません。喫茶店の珈琲は1杯約400円ぐらいです。じつは、このたった1杯分のお金を年金の積み立てに回すことで、将来得をする方法があります。毎月400円を40年積み立てると総額19万2,000円。それが将来384万円にもなって戻ってくるという話です。積立が20倍に戻ってくるなんて「危ない投資話ではないか?」と思ってしまいますね。大丈夫です。れっきとした国の制度の利用です。これが「付加年金」という制度です。今回は、このお得な制度について解説しましょう。
中小企業経営者に「もしも」が起こる前に対策しておきたい「お金と人」の問題
事業継承が進まない理由と解決のヒント
中小企業の経営者の高齢化が進んでいます。経営者に「もしも」があった時にどんな問題が起こるのでしょうか。また、事業継承の際にはどんな問題があり、どんな対策が有効なのでしょうか? 相続に精通する専門家集団、アクセス相続センターの相続診断士が解説します。