はじめに

まずは学資保険の見直しから

まず気になるのが、学資保険です。印象としてはかけすぎです。

お子さんが生まれると「学資保険に入らなきゃ」という方が多いのも事実です。ですが、学資保険は、死亡後の遺族の生活保障には全然足りないですし、生命保険の掛け捨てで「収入補償保険」などに入っていれば問題ありません。自分のお金が自由に使えなくなり、ロックされている上に、保険会社が潰れた場合には最低限の保障はあれど、大きく損をするリスクもあります。

また、最近では学資保険の利率が悪いという理由で外貨建の終身保険を代用するケースが多く見られます。こちらも為替リスクがあるので、必要なタイミングで円高になっていると損をするケースがあります。積立型保険も年末調整で控除の対象になります。なるのは良いですが、返ってくる税金は微々たるものになります。

可能であれば解約返戻金の金額をみて悪くないタイミングで解約か、または積立額の減額が可能であれば調整されるのが良いと思います。

大学費用は入学までに全て貯めなくてもOK

大学の学費については、ある程度準備をしていないと入学金や受験費用が厳しくなることがありますが、入学時に大学4年間すべての費用が揃っている必要はなく、通学期間中の収入からも賄うことができますので、保険で貯めきっておくという必要もないかもしれません。

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