「有望な若手が辞めていく会社」は、まず就業規則を見直すべき
「管理・強制」から「パートナー関係の構築」へ
働く人の意識が多様化する現在、「会社のルール=就業規則」にも変化が求められています。従業員の管理を目的とした“上から目線のルール”では人材が定着しないからです。これからの時代の就業規則にはどんな視点が必要なのでしょうか。社労士として1000社を超える企業の経営問題を解決してきた、下田直人さんに聞きました。
暴落で心が折れそうな株初心者がラクになる話
日経平均と一緒にメンタル下降中の人は必読
「3万円台回復」に沸いた春先の雰囲気もどこへやら、ゴールデンウィーク開けの日経平均は2日で1000円以上も下落、昨日の落下でも心が折れそうになっている人もいるかもしれません。とりわけ、この落下に一番こたえているのが、年初の好調をみて新たに株取引を始めた人ではないでしょうか。今回はそうした人にこそ読んで欲しい「プロディーラーが大損したときのメンタルマネジメント」の実例を紹介します。※本記事は『「株式ディーラー」プロの実践教本』より一部を抜粋・編集したものです
“ポイ活”しながら効率的に資産を増やすには?
損はしたくない…と思っている人の最初の一歩
国を挙げて取り組んでいるキャッシュレス化。商品やサービスの利用時に発行されるポイントの付与率や還元率だけでなく、そのポイントの使い勝手が気になる人も多いでしょう。昨今は、ポイントを元手(原資)に株や投資信託など金融商品を購入できるサービスも増えています。「投資ってどうやるの?」「興味はあるけど損したくない」……そんな方のために、ファイナンシャルプランナーの野原亮氏が、誰でも手軽にできる「0円投資」の方法を紹介します。※本稿は『貯金がなくても資産を増やせる「0円投資」』(野原 亮・著)をもとに再編集しています。
え、これって労働時間?あいまいなオン・オフの境界線
実務上、労使トラブルになりがちな3つのケース
新型コロナ感染症を機に、時差出勤やテレワーク導入など勤務形態を見直す企業が増えています。働き方が多様化し、働く人の意識も変わりつつあるなか、これまであいまいにされてきた「労働(オン)と休憩(オフ)の境界線」についても目が向けられるようになってきました。実務上「これって労働時間?」と判断に迷ったり、労使トラブルになりがちな3つのケースについて解説しましょう。
就活に成功するために不可欠な戦略と努力とは?内定を勝ち取る「近未来分析」
『「正しい努力」で結果を出す 図解 戦略就活メソッド』から
就活に成功するために不可欠な「正しい戦略」と「正しい努力」を解説した『図解 戦略就活メソッド』の著者、林晃佑さんは、京都大学在学中に「京大生向け就職支援サービス」で起業して以来、リクルートのグループ会社の代表などを歴任しながら、これまでに1万人以上の就活生を支援してきました。林さんはその経験から、「これからの時代の就活に成功するためには『近未来分析』が欠かせない」と指摘しています。『図解 戦略就活メソッド』の一部を要約しながら、具体的に解説していきましょう。
私たちの選択が「自分の意思によるもの」と言い切れない科学的理由
遺伝子はどこまで「行動」に干渉するのか?
私たちが自分の意思で「選択している」と思い込んでいるものは、実は「遺伝子」によって先天的に決められているのかもしれない。人間は遺伝子によるコントロールから逃れられないのだろうか――。『「運命」と「選択」の科学』では、注目の若手脳神経科学者・ハナー・クリッチロウが、そうした疑問の解明に挑みました。同書のポイントを紹介します。文:日本実業出版社WEB編集部
小さな会社が生き残るための条件は?満たすべき4つの条件
「変わり者」は放っておいてもらえる
ドラッカーの「生態的ニッチ戦略」とは、ひと言でいうと「競争のない市場で事業を展開すること」です。そんな市場はなかなか見つからないと思ってしまいますが、「藤屋式ニッチ戦略塾」の主宰者として中小企業経営を支援する藤屋伸二氏は、「非競争市場には4つの条件があり、うち2つの条件を満たすことができれば創り出せる」といいます。それらはどんな条件なのか、事例をもとに見ていきましょう。
「結局、何が言いたいの?」と言わせない上手な伝え方
会話で相手をイラつかせたり、誤解される人にありがちな1つの共通点
職場で上司や同僚と話をしていて「結局、何が言いたいの?」「何をどうしてほしい?」などと言われた経験はありませんか? 自分では順序立てて話しているつもりでも、相手にはうまく伝わらずにイライラさせたり、誤解を招いたり……。そんなザンネンな会話をする人には、ある共通した特徴があるようです。
YouTubeからTikTokまで、再生数が上がる「動画制作の差別化ポイント」
差別化に成功する動画は「耳と鼻」を刺激している
今はもう、小学生が動画を作って配信収入を得ることも珍しくありません。だからこそ、自分が作った動画の再生数を上げるには工夫が必要となり、根本的な企画・構成はもちろん、映像の撮り方や編集技術など、差別化ポイントは多岐にわたります。そこで、テレビ朝日のプロデューサーを経て、「ABEMA」の立ち上げや上智大学でのテレビ制作講師などを務める鎮目博道氏の著書から「動画制作における差別化のポイント」を見てみましょう。※本書は『「動画制作」プロの仕掛け52』の一部を編集・抜粋したものです。
なぜ、儲からない? ヤバい会社に共通する5つの傾向
経営改善の基本は「入るを量りて出ずるを制す」ことから
市場がめまぐるしく変化するなか、ビジネスモデルを見直したり、商品やサービスのテコ入れをして売上を伸ばしているのに、いくら売っても「儲け」が出ない会社があります。いったい、なぜなのでしょう? 公認会計士・税理士の梅田泰宏氏は「厳しいときこそ、正しいコスト(原価)意識を持つことが大切」と説きます。どうやら、経営の原点に立ち返る必要がありそうです。※本稿は『知らないとヤバい「原価」と「黒字」の法』をもとに一部抜粋・再編集しています。
仕事でミスを招く「支離滅裂」な文章の原因と改善法
文章アレルギーに効く方法は?
「文章を書くことがストレスです」「文章を書くことが苦手で……」「文章を書くのに時間がかかります」そんな「文章アレルギー」の人は多いのではないでしょうか? しかし、文章を書けるかどうかは、仕事の成果や周囲の評価に大きく関わります。そんな文章に関する「困った」にやさしく応えてくれるのが、『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』を著書にもつ、山口拓朗さんです。この連載では、これまでライターとして3000件以上の取材・インタビューを経験した中から導き出した、「書くことが嫌い」を「書くことが好き」へと変える、文章作成のコツを教えてもらいます。
「以後気をつけます」と謝る人が余計怒られる納得の理由
1秒でも早くお説教を切り上げようとしていませんか?
どれだけ気をつけていても人間である以上、ミスはつきもの。大切なのはミスをした時の「謝り方」です。2000件以上のクレーム対応を乗り越えてきた、クレーム・コンサルタントの谷厚志さんは、謝罪をきっかけに上司や先輩、顧客から大きな信頼を得ることも可能だといいます。今回は谷さんの新刊『損する言い方 得する言い方』の中から、ビジネスのターニングポイントともいえる謝罪の場面で、相手の怒りをしずめて良好な関係に持ち直す方法を解説します。※本稿は『損する言い方 得する言い方』(谷厚志)を再編集しています
ダメ出しされない文章を書くための3つのキーワード
報告書、提案書、プレゼン資料……なぜ、通らない? どこがダメなの?
「提案書がなかなか通らない」「報告書がわかりにくいと言われる」「資料作成に時間がかかる」……こんな悩みを抱えている人は多いもの。ウェブ会議やオンライン商談が増えても、ビジネスで成果を上げるには「文章力」が必要です。では、どうすればよいのでしょうか。部下の文章を長年添削しつづけた経験を元に「伝わる」「説得力のある」文章を書くノウハウを確立した弁護士・奈良正哉さんにポイントを伺いました。※本稿は「ビジネス文章力の基本」をもとに一部抜粋・再編集しています。
やらないを決めることから始める?“ニューノーマル”の経営者に必要な「意思決定のプロセス」とは?
すばやく行動し、軌道修正が重要
世界的に感染拡大した新型コロナウイルスは経済界にも大きく打撃を与えました。生活やビジネスはコロナ以前に戻ることはできず、“ニューノーマル”と呼ばれる新常態への変化が求められています。そこで、企業経営における意思決定プロセスも、時代に応じて変わっていかざるを得ません。コンサルタントで『オペレーション トランスフォーメーション』の著者である高砂哲男氏は、ニューノーマルを生き抜くためには「アジャイル」な意思決定が必要だと指摘しています。
実業家・渋沢栄一が貫いた「ビジネス」の原理原則
——挫折をものともせず、未来を切り拓いたその原動力とは……
2021年2月から放送予定のNHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』。主人公は「日本資本主義の父」と呼ばれ、2024年度に刷新される1万円札の顔=実業家の渋沢栄一(しぶさわえいいち)です。幕末〜明治という時代の大渦に翻弄されながらも革新的な挑戦を続け、生涯に500社を超える企業を設立。数多の公共事業や民間外交、慈善事業にも尽力しました。挫折をものともせず、未来を切り拓いたその原動力とは……。“伝説の外資トップ”としてビジネスの第一線で長年活躍し、現在は次世代リーダーの育成に力を注ぐ、新 将命(あたらし まさみ)氏の新刊『経営理念の教科書』に1つの答えがありました。※本稿は伊庭正康『経営理念の教科書 勝ち残る会社創りのための最強のツール 』の一部を再編集したものです。
人事労務の実務が捗るExcel関数は?
活用頻度が高い関数をピックアップ
どこの企業でも、人事労務業務を進めるにあたって独自のExcel帳票を作成していると思います。そしてほとんどの場合、過去の帳票をコピーして手入力した部分を削除し、ファイル名を書き換えたものをテンプレートとして使っていることでしょう。しかしそれでは、新しい機能を追加したいときに対応ができません。また「今はこれで動くからいいけど、いざというときのために何でこの関数で望む結果が表示されるのか知っておきたい」と思うこともあるでしょう。そこで「マイクロソフトでWindows開発に13年間従事したのち社労士資格を取得・独立した」という異色の経歴をもつ加藤秀幸さんの著書『人事・労務担当者のためのExcel&Wordマニュアル』(以下、同書)から、人事労務業務において活用頻度が高い関数の使い方をみてみましょう。※本記事は同書の内容を一部編集のうえ抜粋したものです。また、同書ならびに本記事の内容は「Microsoft365(旧称Office365)」をベースに2020年9月時点の情報に準拠して書かれたものであり、適用範囲はMicrosoft365およびOffice2013/2016/2019となっ
「他人と比べすぎる」自己肯定感が低い人のつらい共通点
「比べる」ことは悪いことじゃない
現役看護師であり僧侶でもある玉置妙憂さんは、日々亡くなっていく人々やその人を看取る家族に寄り添う活動をしています。最近では元気な方からも悩み相談を受けるようになり、その多くの悩みに共通しているのは「人と比べてしまうこと」だと言います。今回は「つい比べて落ち込んでしまったときの対処法」についてお聞きしました。※本稿は『心のザワザワがなくなる 比べない習慣』(玉置妙憂)の一部を再編集しています。
「大企業とベンチャーどちらを選ぶべきか」で見落しがちな視点
スペックや環境よりも重視すべきこと
「誰もが知っている大企業で働きたい!」「本当に優秀な人材はベンチャーに行くべきだ」……「大企業とベンチャー企業、どちらを選ぶべきなのか?」は誰もが一度は考えたことある問題でしょう。悩んでもなかなか正解が見つからないこの問題の考え方を『前向きに悩む力』の著者・午堂登紀雄さんに聞いてみました。