ニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」好決算を紐解く
営業利益は前年同期比+411%
10月末から第2四半期(4~9月)の決算発表が本格化してきましたが、その中で気になる決算がありました。10月14日に平成29年5月期の第1四半期決算を発表した「Gunosy(証券コード6047)」です。改めて説明するまでもないですが、Gunosy(グノシー)は、2012年に設立され2015年に上場を果たした超スピード出世企業。ただ、上場後は業績の下方修正などもあり、株価の動きも芳しくありませんでした。しかし、14日の決算をきっかけにGunosyは反撃ののろしを上げています。今回は、その注目の決算を紐解いていきます。
株価も業績も好調すぎる“M&A仲介会社”3選
M&Aマーケットのポテンシャル
10月末から11月中旬までは決算発表シーズンなんですが、11月8日には世界が注目するアメリカの大統領選挙がありました。本来なら決算を睨む動きになるところですが、予想外のトランプ氏の健闘を見越してか、市場はすでに不安定になっています。結果次第で、市場は全然違う景色になるでしょうが、そんな時こそ好業績銘柄を拾うチャンスです。100年に一度と言われたリーマンショックの暴落でも、その後の業績次第でリーマン前の高値を上回る銘柄はたくさんあります。業績が良ければ株価は再び上昇していく。なので、今回は数少ない業績好調な事業である「M&Aの仲介事業」を取り上げます。業績も、そして株価も好調ないわゆる「M&A関連銘柄」を3社厳選しましたのでどうぞご覧あれ。
宝くじの還元率は50%未満、残りは何に使われる?
投資としては最悪な宝くじだが…
年末の風物詩とも言える年末ジャンボ宝くじ。日本人は宝くじが大好きですよね。投資より貯蓄を好む日本人ですが、投資経験がある人の割合はおおむね2~3割と言われています。一方、宝くじを買ったことがある人は宝くじ公式サイトによると78.5%もいるそうです。これだけを見ても、投資はしたことがないけど宝くじは買ったことがあるという日本人の実態が見て取れます。
ソフトバンクの10兆円ファンド設立で急騰する関連株
IT関連企業への投資を積極的に拡大か
10月14日の朝方、とんでもないスケールの話が飛び込んできました。ソフトバンクが、新しいテクノロジー分野に対して投資するファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立するという発表です。ソフトバンクは、7月にイギリスのARM社を日本企業史上最高額である3兆3000億円で買収すると発表して度肝を抜かせたばかりでした。https://moneyforward.com/media/career/14670/今回もこれに匹敵するスケールの話で、とんでもないのはその規模です!総額1000億ドル(約10兆円)という聞いたこともない金額で、過去最大級の規模のファンドを目指すというのです。さらに、ソフトバンク単独ではなく、パートナーと共同で出資をしていく話なのですが、そのパートナーにサウジアラビア王国(公共投資ファンド「PIF」)がいるというのだから驚きです。ソフトバンクは今後5年間で250億ドル(2.6兆円)以上、サウジは450億ドル(4.7兆円)を出資していくとのことです。噂好きな投資家が好むオイルマネーを呼び込んだ形になり話題性は十分です。こんなビッグニュースを相場が見逃すはずがありません。
締切迫る「JR九州」IPOの初値予想
LINE、日本郵政の事例を参考にしてみる
いよいよ「九州旅客鉄道(9142)」、JR九州のIPO抽選申し込み期間に入りました。10月7日~14日までですが、ネットからの申し込みですと期間が短い証券会社もありますので、お気を付けください。昨年の郵政IPOでもそうでしたが、今回のJR九州IPOも幹事証券は60社以上(通常は5~10社程度)と証券業界総出の体制となっていますので、数多く申し込めば、それなりの数の当たりを集められるでしょう。となると、やはり一番気になるのは儲かるのかどうか、つまり初値がどうなるかです。ネットを巡回する限り、個人投資家の評判は上々で多くの投資家が参加する様相を呈しています。そんな中、初値を占ううえで極めて重要な「仮条件」が10月6日に公表されました。前回の記事でも軽く触れましたが、やはり価格を引き上げてきました。【前回の記事】https://moneyforward.com/media/career/15534/僕はこの値付けに対して、「絶妙だな」と思いました。いろいろな意味で良い価格に設定されています。そして、それを踏まえての初値予想は……。
JR九州のIPOが儲かりそうな理由
20年ぶりのJR上場
かねてから噂されていた「九州旅客鉄道(9142)」、通称JR九州が上場します。旧国鉄系のIPOは、「JR東日本」「JR西日本」「JR東海」に次ぐ4社目となり、JRの上場は20年ぶりの出来事です。市場に吸収させる金額は3900億円にものぼり、7月に上場した「LINE」の1300億円を3倍も上回っています。抽選に参加したらほぼ間違いなく当たりを頂ける規模ですので、利益が見込めるのか実に気になるところです。ちょうど1年前には、同じく国策の「郵政IPO」が大成功の上場を果たしていますので、その再来となるのか注目されています。個人的には、大成功とまではいかなくても、それなりに上手くいくんじゃないかと思っています。そのポイントは……ザ・フライ井村のLet'sカブトク!
子育てママ必見!大人気オムツを極限までお得に買った話
高品質なオムツを安く買うには
子育て中のママや、間もなく出産を控えるプレママさんにとって、赤ちゃんとの生活でかかるお金は正直気になるところだと思います。ミルク代やお洋服代などありますが、中でも必ずかかってくるのがオムツ代です。1日でだいたい10枚、新生児だと1日で15枚も使うそうです。オムツがとれる2歳半から3歳までで、多いと10,000枚も使うというんだから驚きです!(ということは1万回もオムツ交換をするということで、これだけでも子育ての苦労が分かりますよね。)当然、費用を抑えたいところですが、赤ちゃんの素肌に触れるものですから品質は絶対に落としたくない!高品質なオムツをお得に買いたいですよね!?ということで先日、大人気オムツを日本一お得に買えたんじゃないかと自負する話をリポートさせて頂きます。ご参考になれば幸いです。コスパ命!ザ・フライ井村のお得術!
1か月で株価が約3倍「極楽湯」が掘り当てた“温泉”とは
きっかけは決算発表、産経新聞記事…
7月下旬からの任天堂「ポケモンGO」フィーバーが一段落し、入れ替わるようにふつふつ沸き上がり出した銘柄があります。スーパー銭湯を経営する「極楽湯(2340)」です。店舗数で業界トップとはいえ、正直、あまり注目されるような業種ではありません。それが7月末には500円台だった株価は、9月7日には1,440円を付け、1か月足らずで約3倍も急騰しました。この温泉でも掘り当てたかのような急騰ぶり、極楽湯にいったい何が起きたのでしょうか? ザ・フライ井村のLet'sカブトク!
驚異の1250%成長!グロース株「アライドアーキテクツ」
大和証券投資信託が7月に大量保有報告も
7月末から8月中旬にかけての決算発表シーズンでは、3000社を超える決算が発表されました。それらの中で、売上が前期比40%以上増加した成長企業を前の記事ではご紹介しました。https://moneyforward.com/media/work/15196/今回は、その中でもひときわ成長しているグロース株を取り上げたいと思います。とある事業の売上高が前年同期比1250%増加ととんでもなく成長しています。その会社とはーーザ・フライ井村のLet'sカブトク!
1Q決算出揃う!売上4割増以上の“超”成長株
その数なんと50社超
第1四半期(1Q)の決算がついに出揃いました!7月末から8月中頃にかけて集中的に発表され、この期間だけで実に3000社を超える決算が出てきています。今回は、それらのほぼすべての決算数値をチェックし、気になる成長株をピックアップしてみました!細かくいうと、さらにさかのぼって5、6月発表の決算もチェックしています。成長株をどの基準で見たのかというと、ずばり売上高の成長率です。利益はコストコントロールでどうにかできてしまう部分もありますし、あのAmazonも利益より積極的に売上増加を狙っていたといいます。規模の拡大を図る成長株のパターンですね。ここでは相当な高成長である前年同期比の売上成長率が40%を超えるもので、M&Aではなく極力自力で成長を遂げている企業を選んでいます。そんなにたくさんはないだろうなと思いきや、その数なんと50社超!見かけの数字だけ良くなってそうなものや、成長性が弱いかなというものは一部省いています。一応、決算書や説明資料にも目を通しましたので、そりゃもう時間かかりましたよ!それではご覧あれ、ザ・フライ井村のLet'sカブトク!
3割もお得になる!?コスパ最強のトイレットペーパーとは
シングル、ダブルをコスパ視点で見てみると…
日本人は一生でトイレットペーパーにいくら使うと思いますか?総務省統計局の「家計調査」等のデータによると、平均して1年間に一人あたり約50ロール使用していて、年に約1,300円支出しているそうです。平均寿命が約80歳なので、簡易的にこれらに80を掛けると、 一生で使うトイレットペーパー=50×80=4000ロール! 一生でトイレットペーパーに使う金額=1,300×80=104,000円!意外と安い感じもしますが、これは一人あたりです。夫婦だとこれの2倍、3人家族だと3倍、もし大家族なら一生で100万円以上かかってくる可能性もあります。こうなるとバカにならないですよね。そこで今回は、最もお得な「コスパ」最強のトイレットペーパーを決定したいと思います! コスパといっても、ここでは肌触りや拭き心地といった感覚的なものではなく、「1ロールで何メートルの巻長さがあるか?」という観点でパフォーマンスを計ろうと思います。どこで(ネットかリアル店舗かなど)、どんなの(シングルorダブル?芯なしコアレス?)を買えばいいのか、個人的に少し意外感のある結果でしたので、今までの常識は水に流してください、トイレだ
トイレットペーパーが倍近く長持ちさせる2つの節約術
シングルとダブル、何となく選んでない?
「トイレットペーパーってどこでどんなのを買ったら一番お得なの?」、どんな手触りのものを使うか、いくらなのか、までは気にしても、どこでどういうトイレットペーパーを買うのがお得なのかまで考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。スーパーやドラッグストアで買うのか、はたまたネットで買うのか、買うのはシングル?ダブル?ブランドは?話題のコアレス(芯なし)って?など、積年の悩みをトイレだけにスッキリと解決したいと思います。2回にわたってお送りする予定ですが、今回は、すぐになくなってしまうトイレットペーパーを倍近く長持ちさせる節約術です。何回も買いに行くなんて面倒!交換の手間を省きたい!そんな方はご参考にしてみてください。コスパ命!ザ・フライ井村のお得術。
セブン&アイ「ニッセン」完全子会社化の悲劇
ニッセン株主の最後の希望は…
通常、TOBなどで企業買収が行われる場合、買収したい企業の価値に「プレミアム」を上乗せすることがよく見られます。つまり、買う側は多めに払うことになりますが、買収される会社の株を持っている人からすると、めっちゃラッキーということになります。先日発表された、ソフトバンクによる英「ARM」の買収も、ARM株主にとってはイイ話だったわけです。だって、ソフトバンクが43%ものプレミアムを乗せて高く買い取ってくれるんですから。https://moneyforward.com/media/work/14670/と買収には景気の良い話が多いのですが、このたび発表されたセブン&アイ・ホールディングスによる「ニッセン」の完全子会社化は、ニッセンの株主からすると、なんの救いもない地獄のような話でした。それはーーザ・フライ井村のLet'sカブトク!
ポケモンGOに沸く任天堂の決算
決算書で気になる3つのポイント
証券史上、一日の商いを最も集めた銘柄、「任天堂」の決算が出て参りました。ポケモンGOのリリース以後、株価は2倍を超え、 歴代の売買代金トップ3をすべてGET するほど連日大商いを記録しています。そんないま最も注目されている任天堂の決算ですが、27日の発表後、市場はまずはネガティブに反応しました。ヘッドラインでは「最終赤字245億円、為替差損とゲーム機苦戦」とか「ポケモンGO、任天堂業績への影響は限定的」なんて言われ、これだけでも悪かったことが伝わってきますよね。そこで本当にそうなのか、決算書をくまなく読んでみたところ、気になるポイントが3つ出てきたのでまとめてみました。僕は中小企業診断士というコンサルの国家資格を持っていますが、売れない芸人でもあるので、話半分で見てください(笑)。ザ・フライ井村のLet'sカブトク!
英ARM買収のソフトバンク、株価急落の3つの理由
総額約3兆3000億円の買収劇
7月18日の海の日、この日は海の日にふさわしい熱い一日でした。相場は休場で、投資家の関心は「ポケモンGO」一色でしたが、それに勝るとも劣らないビッグニュースが飛び込んできました。ソフトバンクによるイギリス「ARM(アーム)」社の買収です。何がすごいってその桁違いの買収額です。総額約3兆3000億円という文字通り桁違いの金額で、日本企業による海外買収案件では史上最高額になるそうです。金額だけでいうと、最近上場した「LINE」を3つ4つ買えてしまいます。市場の話題を一気にさらったARM買収劇ですが、休み明けのソフトバンクの株価は10%を超える急落。約4年ぶりの日中下落率を記録し、市場はNOを突き付けました。その理由はいろいろ言われていますが、僕はシンプルに一つだと思います。まずは、いろいろと言われている理由からーーザ・フライ井村のLet'sカブトク!
ポケモンGOが世界的ヒット!任天堂業績への影響は
公開4日間で14億の売上か
「ポケモンGO」の快進撃が止まりません。アメリカでのスマホ配信を皮切りに、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、イギリスとなんと全ての地域でトップセールスランキング1位になっています(7月14日22時)。こんなアプリは今までにありません。ポケモンなんて言ってますが、「バケモン」アプリです。日本の配信は16日までと言われていますので、これをお読みになっているころには、「パズドラ」「モンスト」を抜いて、日本でも1位を取っているかもしれません。株式市場も「任天堂(7974)」を祝福しています。リリースがあった7月6日の株価は14,380円、ドイツでも1位を取った7月14日はなんと25,300円!わずか1週間で時価総額が1兆5千億円も増えています!新規上場する「LINE」2つ分も増えた計算になります……。お祭り騒ぎになっていますが、果たしてこの爆上げは正当化できるんでしょうか。実は「ポケモンGO(Pokémon GO)」は任天堂が直接リリースしたものではなく、任天堂の業績に与える影響がいまいち見えてこないんです。そこで、「ポケモンGO」が任天堂にもたらす収益を、極めてざっくりと、時には持論
今年、東証1部より新興市場が買いな3つの理由
マザーズ指数にスポットを当ててみる
7月に入り、いつの間にやら今年も折り返しです。思えば今年は、大発会(※)から日経平均6日連続の下げという戦後最悪な記録から始まり、現在の軟調な相場を占っていたかのようです。しかし、これは日経平均など東証1部の話。個人投資家が主戦場とするマザーズ指数にスポットを当てると景色は違って見えます。僕が思うに、今年儲かっている個人は結構いるんじゃないですかね。もともと東証1部より新興市場の方が優位性があると思っていますが、特に今年はその傾向が顕著なんじゃないかと。その理由は……ザ・フライ井村のLet'sカブトク!※大発会(だいはっかい):日本の証券取引所で1年間の最初の取引日に行われると催事のこと。催事の行われる年始の最初の取引そのものを指すこともある。年末の最後の取引日は「大納会(だいのうかい)」と言う。
迷いに迷った僕がLINE IPOに参加する理由
抽選の締め切り迫る
スマホを使う日本人の9割もが利用しているというLINE。IPOとしても今年最大級の注目度を集めています。抽選の締め切りは今週末の7月8日に迫ってきたわけですが、イギリスのEU離脱などもあって、参加か否か迷っている方も多いのでは。僕の場合、こういうお祭りIPOには基本的に参加スタンスなのですが、このIPOに関しては不確定要素が多すぎます。ですがいろいろ調べて、さんざん迷った結果、今は参加に若干傾いています。その理由とはーーザ・フライ井村のLet'sカブトク!合わせて読みたい!関連記事はこちらhttps://moneyforward.com/media/work/13870/